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買って失敗?これから流行る?折りたたみスマホのメリット・デメリットを解説

まだ一般的とは言えませんが、徐々に認知が高まっている「折りたたみスマホ」。
通常のスマホでは出来なかった使い方が可能になったり、コンパクトに折りたためることで気になっている方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、そもそも折りたたみスマホとは何なのか。
メリット・デメリットはもちろん、おすすめの機種も紹介します。

「折りたたみスマホ、なんとなく気になるんだよな」という方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。

折りたたみスマホとは?

折りたたみスマホとは、名前の通りディスプレイを縦や横に折り曲げられるスマホのこと。
広げるとタブレット並の大画面でも、折りたたむことでコンパクトに持ち運べます。

日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、海外では「ファッションアイテム」の一部として人気が出ている機種もあるようですよ。

折りたたみスマホの形状は2種類ある

折りたたみスマホは、「縦折りタイプ」と「横折りタイプ」の2種類があります。

横折りタイプは、ディスプレイを広げるとタブレットのように大画面になるため、動画視聴や電子書籍を読むのにピッタリ。
一方横折りタイプは、折りたたむとコンパクトになるので、ポケットに入れて持ち運びしたい方に人気があります。

縦折りタイプ

出典:Galaxy

Galaxy Z flip4の様に、折りたたむと片手に収まるサイズになるのが最大のメリット。

「ガラケー時代のようにポケットに入れて持ち運びしたい」「今のスマホは大きすぎて持ち運びに困る」という方におすすめの形状です。

横折りタイプ

出典:Galaxy

Galaxy Z Fold4の様に、ディスプレイが大きく、広げると約7インチと大画面。

「タブレットとスマホを持ち運ぶのは面倒」「画面を2つに分けて別々の操作をしたい」という方におすすめです。

折りたたみスマホのメリット

折りたたみスマホのメリットは以下の3点です。

メリット①コンパクトで持ち運びが楽

主に縦折りの機種のメリットとして、「片手に収まるサイズまでコンパクトになる」という点です。

「ポケットにスマホを入れて、手ぶらで出かけたい」という要望を叶えられます。

メリット②折りたたみならではの角度調整

折りたたみスマホは、好きな角度を自由に調整できます。
動画視聴時に見やすい角度をキープしたり、角度調整をした上でタイマー撮影をするという使い方も可能です。

わざわざカメラ撮影時に3脚を用意する必要がなく、さっと複数人での撮影ができるのは便利ですね。

メリット③2画面操作が快適

画面を上と下(縦折り)、右と左(横折り)に分け、2画面で別々の操作ができます。

それぞれ違うアプリを操作したり、調べ物をしながらメールやLINE送信をしたりといった使い方ができますよ。

折りたたみスマホのデメリット

折りたたみスマホのデメリットは以下の点です。

デメリット①つなぎ目が気になる

折りたたみスマホは、やはりつなぎ目が気になります。
凸凹しているわけではないですが、完全なフラットではありません

2画面で同じアプリを操作する場合、少し違和感を感じる事があるでしょう。

デメリット②一般的なスマホより重い

一般的なスマホの重量は、平均170g前後がほとんどです。
一方、横開きの折りたたみ機種の場合、270g前後になることがあります

タブレット並のディスプレイサイズなので仕方ないのですが、重さを感じてしまいますね

デメリット③機種代金が高額

スマホのディスプレイを折りたたむ技術のせいか、一般的なスマホより機種代金が高額です。

15~20万円する機種が多く、気軽に購入できるスマホでは無いですね。
キャリア(auやドコモ)で契約する場合は、修理代金や補償代金も高額に設定されています。

【折りたたみスマホ】おすすめTOP3

2023年3月現在、折りたたみスマホでオススメの機種TOP3は以下の通り。

【折りたたみスマホおすすめTOP3】

  1. Galaxy Z Flip4
  2. Galaxy Z Fold4
  3. razr 5G

Galaxy Z Flip4

出典:au

Samsungが出している縦折りスマホ。

サブディスプレイがあるので、折りたたんだまま通知の確認ができ、そのまま電話に出ることも可能です。
サブディスプレイを自分好みにアレンジしたり、好きな角度で操作ができるのも嬉しいポイント。

折りたたみ形状 縦折り
画面サイズ 約6.7インチ
メインカメラ 約1,200万画素/約1,200万画素
サブカメラ 約1,000万画素
メモリ 8GB(RAM)/128GB(ROM)
重量 約187g
バッテリー 3,700mAh
CPU Snapdragon 8+ Gen
防水 IPX8

Galaxy Z Fold4

出典:au

Samsungが出している、横折りスマホ。

ディスプレイを開くと約インチになり、大画面での操作ができます。
Sペンに対応しているので、電話中に手書きメモを取ったり、資料に書き込みをしたりといった使い方が可能です。

プライベートだけではなく、ビジネスシーンでも強力な味方になる1台ですね。

折りたたみ形状 横折り
画面サイズ 約7.6インチ
メインカメラ 約1,200万画素/約5,000万画素/約1,000万画素
サブカメラ 約1,000万画素
メモリ 12GB(RAM)/256GB(ROM)
重量 約263g
バッテリー 4,400mAh
CPU Snapdragon 8+ Gen
防水 IPX8

razr 5G

出典:ソフトバンク

モトローラが出している縦折りスマホ。

サブディスプレイが大きいので、閉じたままアプリ操作も楽にできます。
ラウンドした形状なので、持ちやすさも抜群です。

折りたたみ形状 縦折り
画面サイズ 約6.2インチ
メインカメラ 約4,800万画素
サブカメラ 約2,000万画素
メモリ 8GB(RAM)/256GB(ROM)
重量 約192g
バッテリー 2,800mAh
CPU Android™ 12
防水 ×

まとめ

ここまで、折りたたみスマホとは何なのか。おすすめ機種と共に、メリット・デメリットを解説してきました。

今はまだ販売しているメーカーが少なく、機種代金が高額なのがネックですが、通常のスマホではできない操作が可能な魅力のある機種です。

「2画面で別々の操作がしたい」「スマホをコンパクトに持ち運びしたい」という方は、今回の内容を参考に、購入を検討してみてはいかがでしょうか。

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