
【壊れない?!】ショップ店員ガチ推薦のタフネススマホおすすめ5選
粉塵が舞うような工場にお勤めの方。アウトドアが趣味で、毎週末登山や釣り・サイクリングに出かける方。
そんなあなたが、スマホを水没させてしまったり、落として割ってしまったりしたことは、一度や二度では済まないのではないでしょうか。
そこで今回は、防水・防塵・耐衝撃に優れた「タフネススマホ」をご紹介します。
「スマホの耐久性に不安がある」「ストレスなくスマホを持ち運びたい」という方はぜひ最後までチェックしてみてください。
そもそもタフネススマホの基準は?
出典:au
タフネススマホに明確な基準はありませんが、一般的なスマホよりも、耐久性・耐水性・耐衝撃性に優れたスマホ。
過酷な環境で働く方や、アウトドア好きの方が「ストレスフリーで使う」のにはぴったりの機種になっています。
ほとんどのタフネススマホが、米国防総省で規定されているMIL規格をクリアしたものとなっており、高い耐久性が認められたものです。
タフネススマホを選ぶ際には、特に以下の2つに注意して選ぶとよいでしょう。
耐久性
耐久性は、米国防総称で規定されているMIL-STD-810H(21項目)の試験にクリアしているかをチェックすればOKです。
21項目の試験は、以下のような過酷な試験内容になっています。
【MIL-STD-810H(21項目)の内容】
- Blowing Rain(風雨)
- Immersion(浸漬)
- Rain Drip(雨滴)
- Sand and Dust(粉塵)
- Shock(落下)
- Shock(衝撃)
- Vibration(振動)
- Solar Radiation(太陽光照射)
- Humidity(湿度)
- High Temperature(高温動作(連続)/高温動作(温度変化)/高温保管(連続)/高温保管(温度変化)
- Low Temperature(低温動作/低温保管)
- Temperature Shock(温度衝撃)
- Low Pressure(低圧動作/低圧保管)
- Salt Fog(塩水噴霧)
- Freeze-Thaw(凍結-融解)
- Icing/Freezing Rain(氷・低温雨)※-10℃の冷却水で6mm厚の氷が張るまで氷結させる試験
出典:京セラ TORQUE
耐水性・防塵性
スマホには、防水基準・防塵基準が定められています。
スペック表のIP〇〇と書かれているのが、防水・防塵の基準です。
IPX〇〇と書かれているものは、防水だけに対応している機種。
IP○Xと書かれているものは防塵にのみ対応している機種になっています。
基本的に数字が大きいほうが防水・防塵性能が高いと思って大丈夫ですが、以下で基準をご紹介します。
防水の基準
出典:ソフトバンク
防塵の基準
出典:ソフトバンク
【ショップ店員が選ぶ】おすすめタフネススマホ5選
タフネススマホは、そもそもどのような機種があるのか。なかなかわかりにくいですよね。
そこで、「携帯ショップ店員である私が選ぶならコレ」というタフネススマホ5機種をランキング形式でお伝えしていきます。
1位 TORQUE 5G (au)
出典:京セラ
TORQUE 5Gのスペック | |
販売元(メーカー) | 京セラ |
本体サイズ | 幅75×高さ167×厚み14.8mm |
重量 | 248g |
画面サイズ・ディスプレイ | 約5.5インチ/FHD+ |
バッテリー | 約4,000mAh |
防水・防塵 | IPX5/IPX8/IP6X |
耐衝撃設計 | MIL-STD-810H(21項目)に加え、独自の7項目のテストをクリア |
CPU | Snapdragon765 |
RAM | 6GB |
ROM | 128GB |
メインカメラ | 約2,400万画素/約1,600万画素 |
インカメラ | 約800万画素 |
おサイフケータイ | ○ |
生体認証 | 指紋・顔 |
耐久性能
出典:au
TORQUE 5Gは、米国国防総省の基準(MIL-STD-810H)に加え、京セラ独自の7つの試験をクリアしたタフネススマホ。
過酷な状況下でも耐えられる1台になっています。
また、アウトドア時に便利な操作性を装備。
側面のダイレクトボタンによく使うアプリを設定しておけば、グローブをつけたままでも一発で立ち上げ可能です。
出典:京セラ
さらに手や画面が濡れていても問題なく操作できる「ウェットタッチ」やグローブをつけたままでも操作ができる「グローブタッチ」にも対応しています。
着脱可能なバッテリー
出典:京セラ
また、約4,000mAhのバッテリーは、スマホでは珍しい着脱可能な電池パックタイプ。
バッテリーの予備を持ち運べるのは、大変便利です。
しかも、バッテリーだけを充電できるバッテリー充電ホルダが用意され、アウトドアなどすぐに充電できない環境で長時間使う場合に役立ちます。
アウトドア好きの為のカメラ
出典:京セラ
日時や速度、天気など、撮影時の状況を撮影と同時に記録できるモードを搭載。
登山・釣り・サイクリング時などの状況が記録できるため、感動のシーンを忘れることなく記録しておくことができます。
TORQUE 5Gの価格(2022年10月28日現在)
一括価格 | 88,885円 |
端末購入サポートでの実質価格【スマホトクするプログラム】 | 53,245円
88,885円(2,315円/月×23回+[最終回]35,640円) |
2位 CAT S61
出典:CAT
CAT S61のスペック | |
販売元(メーカー) | キャラピラー社(日本ではONKYOが取り扱い) |
本体サイズ | 幅77.6×高さ155.3×厚み12.8mm |
重量 | 260g |
画面サイズ・ディスプレイ | 約5.2インチ/FHD |
バッテリー | 約4,500mAh |
防水・防塵 | IP68 |
耐衝撃設計 | MIL-STD-810G |
CPU | Qualcomm SD 630 |
RAM | 4GB |
ROM | 64GB |
メインカメラ | 約1,600万画素 |
インカメラ | 約800万画素 |
おサイフケータイ | × |
生体認証 | × |
耐久性能
CAT S61は、米国国防省が定める基準、MIL-STD-810Gをクリアしたタフネススマホ。
手袋を装着したままでもタッチ可能なディスプレイに、水深3mでも60分耐えることができる設計なので、水中撮影だって難なくできます。
周囲の環境を選ばずに、仕事でも遊びでもパートナーになってくれる1台です。
サーマルイメージングカメラ
出典:CAT
サーマルイメージングカメラとは、暗闇の中でも熱源を検知ししてる機能。
CAT S61では、-20℃~400℃までの範囲で赤外線画像に反映できます。
爆発性ガスや、閉鎖状態が簡単に発見できるようになっています。
室内空気質モニター
出典:CAT
揮発性有機化合物(VOC)を検知し、空気質をリアルタイムで監視ししてくれます。
健康に影響を及ぼす場合は、リアルタイムで警告アラームでお知らせ。
揮発性有機化合物(VOC)は、接着剤・塗料・洗浄剤などの製品に含まれているので、日常的に製品を扱う大工さんなどには嬉しい機能ですね。
CAT S61の価格(2022年10月28日現在)
本体価格(amazon価格) | 56,800円 |
3位 DOOGEE S98
出典:DOOGE
DOOGEE S98のスペック | |
販売元(メーカー) | DOOGE |
本体サイズ | 幅82×高さ172×厚み15.5mm |
重量 | 320g |
画面サイズ・ディスプレイ | 約6.3インチ/FHD+ |
バッテリー | 約6,000mAh |
防水・防塵 | IP68 |
耐衝撃設計 | MIL-STD-810G |
CPU | MediaTek Helio G96 |
RAM | 8GB |
ROM | 256GB |
メインカメラ | 約6,400万画素/約2,000万画素/約800万画素 |
インカメラ | 約1,600万画素 |
おサイフケータイ | ○ |
生体認証 | 顔 |
耐久性能
出典:DOOGE
DOOGEE S98は、米国国防省が定めるMIL-STD-810Gの基準をクリアした、タフネススマホ。
タフネススマホなのに、2ディスプレイを搭載した、ユニークなデザインです。
背面のリアディスプレイは、スマートウォッチのように着信やアラームの通知確認ができるようになっています。
正確な位置情報
DOOGEE S98は、4つのナビゲーション衛星にサポートされており、正確な位置情報を瞬時に検索可能。
世界中のどこに居ても、GPS・BeiDou・Galileo・GLONASSの4つを駆使することで、高精度な位置情報を取得できます。
カスタマイズできる側面キー
出典:DOOGE
DOOGE S98では、SIMスロットの下に、カスタマイズ可能な側面キーが用意されています。
側面キーには、アプリや緊急連絡先・ライトなどが登録でき、瞬時に使用したい操作ができて便利です。
ロック画面を解除する手間が省け、時間短縮につながりますね。
DOOGEE S98の価格(2022年10月28日現在)
本体価格(amazon) | 47,990円 |
4位 BV9800 Pro
出典:Blackview
BV9800 Proのスペック | |
販売元(メーカー) | Blackview |
本体サイズ | 幅81×高さ168.5×厚み14.8mm |
重量 | 322g |
画面サイズ・ディスプレイ | 約6.3インチ/FHD+ |
バッテリー | 約6,580mAh |
防水・防塵 | IP68 |
耐衝撃設計 | MIL-STD-810G |
CPU | MT6771V/CT |
RAM | 6GB |
ROM | 128GB |
メインカメラ | 約4,800万画素/約500万画素 |
インカメラ | 約1,600万画素 |
おサイフケータイ | × |
生体認証 | 顔/指紋 |
【タフネス最強クラス】6,580mAhの大容量バッテリー
BV9800 Proのバッテリーは、驚異の約6,580mAh。
満充電すれば35日間の連続待機ができ、27時間の連続通話に対応するという驚異のバッテリー持ちを実現しています。
過酷な環境で、なかなか充電ができないというときに、かなり安心できますね。
熱を計れる赤外線カメラ
出典:Blackview
BV9800 Proには、映し出す物の表面温度を計れる赤外線カメラが内蔵されています。
真っ暗の中で仲間を探すとき、周りに危険な生物がいないか確認するときなどに役立つようです。
BV9800 Proの価格(2022年10月28日現在)
本体価格(amazon) | 58,899円 |
5位 Ulefone Armor 11 5G
出典:Ulefone
Ulefone Armor 11 5Gのスペック | |
販売元(メーカー) | Ulefone |
本体サイズ | 幅81.6×高さ163.8×厚み14.2mm |
重量 | 295g |
画面サイズ・ディスプレイ | 約6.1インチ/HD+ |
バッテリー | 約5,200mAh |
防水・防塵 | IP68 |
耐衝撃設計 | MIL-STD-810G |
CPU | MediaTek Dimensity 800 |
RAM | 8GB |
ROM | 256GB |
メインカメラ | 約4,800万画素/約1,300万画素/約200万画素/約200万画素/約2,000万画素 |
インカメラ | 約1,600万画素 |
おサイフケータイ | × |
生体認証 | 顔/指紋 |
タフネスなのに5眼カメラ
出典:Ulefone
Ulefone Armor 11 5Gは、約4,800万画素のメインカメラに加え、約1,300万画素の超広角カメラ・マクロ(約200万画素)・ナイトビジョン(約2,000万画素)・深度測位(約200万画素)の5眼のカメラを搭載しています。
撮影時、周囲の環境を気にすることなく、美しい写真を保存できる1台です。
没入感のあるFull view ディスプレイ
19:5:9のアスペクト比で、ゲーム・ビデオ鑑賞をするときに没入感のある映像を楽しめます。
また、5Gに対応しており、120Hz駆動のリフレッシュレートに対応している点が嬉しいポイントです。
Ulefone Armor 11 5Gの価格(2022年10月28日現在)
本体価格(amazon) | 63,570円 |
タフネススマホを選ぶべき人とは?
タフネススマホを選ぶべき人は、過酷な環境で仕事をしている方やアウトドア好きの方です。
スマホを持ち運びする際に、水に落としてしまう危険性がある人・落下させてしまう可能性がある人などはタフネススマホを使うことで、ストレスなく日常生活が送れるでしょう。
【タフネススマホを選ぶべき方】
- 工事現場など危険がある仕事の方
- 薬品を使う仕事の方
- アウトドアが趣味の方(サイクリング・登山・釣りなど)
- マリンスポーツをする方
まとめ
ここまで、タフネススマホのおすすめ5機種の特徴・スペック・価格をランキング形式でお伝えしてきました。
タフネススマホは、アウトドア好きの方・過酷な環境で仕事をされている方にぴったりのスマホです。
「普通のスマホでは、耐久性に心配がある」という方は、今回の内容を参考にタフネススマホを検討してみてはいかがでしょうか。
「スマホが壊れないように気をつけながら使う」というストレスから開放されますよ。