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au・docomo・softbankのキャリアメールの持ち運びとは?いつから始まる?

2021年12月下旬から、au・docomo・softbank(Yモバイル)ともにキャリアメールを持ち運びできる有料制度が始まりました。

以前は携帯会社を変更すると「電話番号」は引き継ぎできましたが、「Eメール(キャリアメール)」の引き継ぎが出来ず、面倒な経験をしたことがあるかと思います。

そこで今回は、「キャリアメールの持ち運びとは何なのか」「そもそも何が引き継げるのか」「月額料金や引き継ぎ方法」を各社詳しく解説していきたいと思います。

これまでメールアドレスが変わってしまうのが原因で、格安SIMにできなかった方はぜひ参考にしてみてくださいね。

キャリアメールの持ち運びとは?

キャリアメールの持ち運びとは、携帯各社から発行されたメールアドレス(@docomoなど)を別会社の携帯契約にしても引き継ぎができる制度です。

今回、キャリアメールが持ち運びできるようになった携帯各社のドメインは以下の通り。

docomo au
@docomo.ne.jp @ezweb.ne.jp

@au.com

 

softbank Y!モバイル
S!メール(MMS) @softbank.ne.jp
@●.vodafone.ne.jp
@jp-●.ne.jp
@disney.ne.jp
@y-mobile.ne.jp
@willcom.com
@pdx.ne.jp
@●●.pdx.ne.jp
MMS @ymobile.ne.jp
@emobile-s.ne.jp
@wcm.ne.jp
@willcom.com
@pdx.ne.jp
@●●.pdx.ne.jp
@y-mobile.ne.jp
Eメール(i) @i.softbank.jp Y!mobileメール @yahoo.ne.jp

 

キャリアメール持ち運びのサービス内容・注意点

「私が使っているメールアドレスは引き継ぎ出来るみたいだけど、料金や注意点ってないの?」

という疑問がありそうなので、携帯会社ごとに詳しく解説していきます。

docomo

出典:https://www.nttdocomo.co.jp/service/docomo_mail_portability/

ドコモでは2021年12月16日以降、キャリアメールの引き継ぎが月額330円(税込)で可能になりました

申し込み方法は店頭もしくはWeb(Mydocomo・ahamo)で、解約後31日以内の受付に限ります。

メールアドレスはもちろん、ドコモクラウドで保管されているメールデータもそのまま残せます。

ドコモを解約するのと同時にキャリアメールの引き継ぎする場合は、解約手続きの際にある「ドコモメール持ち運び」を選択するだけで申し込み可能。

ドコモを解約後に申し込む場合は、Mydocomo→お手続き→オプション→ドコモメール持ち運び→お手続きすると進めば申し込みが出来ます。

ドコモメールを引き継ぐ際の注意点は、以下の通りです。

【ドコモメール持ち運びの注意点】

  • ドコモからahamoにする場合は変更時のみ受付可能(ahamoにした後からの申し込み不可)
  • メールアドレス変更不可(ahamo契約者は可能)
  • 解約後31日以内の申し込みに限る
  • シークレットコード利用中のアドレスは引き継ぎ不可
  • 保護メールの解除/削除ができない
  • 2in1利用時はAアドレスのみ引き継ぎ可
  • 法人名義不可

 

au

出典:https://www.au.com/mobile/service/aumail_portability/

auでは2021年12月20日以降、キャリアメールの引き継ぎが月額330円(税込)で可能になりました。

申し込み方法はWeb上の専用サイトで、解約後31日以内の受付に限ります。

メールアドレスはもちろん、auクラウドで保管されているメールデータもそのまま閲覧可能です。

メールサーバの保存容量は、400MB/5,000件。
au Webメール登録済みかつスマートパスプレミアム/スマートパス加入時は、1GB/20,000件です。

auメールを引き継ぐ際の注意点は、以下の通りです。

【auメール持ち運びの注意点】

  • 解約後31日以内の申し込みに限る
  • メールアドレス変更不可
  • 迷惑メールの個別設定引き継ぎ不可
  • 迷惑メール設定の「アドレス帳受信設定」利用不可
  • 転送先は引き継ぎできるが、変更は2022年春以降

 

softbank(Y!モバイル)

出典:https://www.softbank.jp/mobile/

ソフトバンクでは2021年12月20日以降、キャリアメールの引き継ぎが年額3,300円(税込)で可能になりました

2022年夏頃から月額料金【330円(税込)】にも対応するそうです。

申し込み方法はMysoftbankで、解約後31日以内の受付に限ります

メールサーバーの保存容量は、S!メール(MMS)/Eメール(i)ともに200MB(最大5,000件)。

S!メール(MMS)利用中の方は、メールアドレス持ち運びを申し込み前にバックアップを取ることが推奨されています。

ソフトバンクメールを引き継ぐ際の注意点は、以下の通りです。

【softbsnkメール持ち運びの注意点】

  • 解約後31日以内の申し込みに限る
  • メールアドレス変更不可
  • 迷惑メール設定変更不可
  • 2022年夏までは月払い不可
  • 支払いはクレカのみ

キャリアメール引き継ぎはどういう方におすすめか

「キャリアメールの内容はわかったけど、どんな人が活用できるの?」という方に、どのような方がキャリアメール引き継ぎをしたほうがいいのかを紹介します。

学校など主要箇所にキャリアメールを登録している方

学校や保育園の連絡先アドレスをキャリアメールにしていたり、よく使うショッピングサイトのメールアドレスがキャリアメールになっている方は変更の手間があるので、おすすめです。

何箇所もメールアドレスの変更申請をする手間に比べれば、月額330円のキャリアメール引き継ぎ料金は安く感じると思います。

メールデータを消したくない方

「絶対にメールデータだけは消したくない」という方にもおすすめです。

キャリアメールが引き継ぎできなければ、当然ですがメールデータも消滅します。

大切なメールデータが残せるのは良い点だと思います。

まとめ

今回は、携帯各社の「キャリアメール持ち運び」について解説しました。

解約してから31日以内であれば、申し込みをすると、ほとんどの場合引き継ぎ可能です。

「出来ることならメールアドレスを引き継ぎしたかったな・・」という方や「メールアドレスが引き継ぎできるなら格安SIMも考えてみようかな」という方は、キャリアメールの引き継ぎを検討してみてくださいね。

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