
ガラホって何?LINEはできる?スマホ・ガラケーとの違いを解説
『ガラホ』という言葉を一度は耳にした経験はないでしょうか。
ガラホは、スマホの機能を一部使えるようにした、「進化版携帯」です。
今回は、「ガラホって何?」と言う方に向けて、スマホとの違いや何ができて何ができないのかをまとめてみました。
ぜひ、参考にしてみてください。
ガラホとは?
ガラホとは、「見た目はガラケー・中身はスマートフォン寄りの携帯電話」です。
見た目は今までの馴染みのある携帯電話ですが、中身がスマートフォン寄りなので、スマホの機能が一部使えるようになっています。
例えば、LINEが使えたり、Wi-Fiに接続が可能です。
じゃあ、「ガラホとスマホでの違いは何?」と疑問に思っている方向けに、簡単に違いをまとめてみました。
スマホ | ガラホ | |
タッチパネル操作 | 対応 | 非対応 |
フリック入力 | 対応 | 非対応 |
アプリインストール | 可能 | 基本的に不可 |
テザリング | 可能 | 一部機種で可能 |
Wi-Fi | 接続可 | 接続可 |
LINE | 対応 | ほとんどの機種で可能 |
ガラホでできること
ガラホならではのメリット・できることは以下の通りです。
【ガラホでできること】
- テンキーが使える
- LINEが使える
- Wi-Fiが使える
- パソコンのWebサイトが見れる
テンキーが使える
テンキーとは、従来のガラケーのときからある、文字を打ち込むボタンのこと。
私が携帯ショップで勤務している中で、ガラケーユーザーがスマホに変更してつまずくポイント第1位が、『タッチ操作がうまくできない』という声です。
ガラホであれば、物理キーがあるので、「違う場所を押してしまう」という様なミスがありません。
文字入力や電話の受け答えが今まで通りできるので、機種変更後でも慌てることなく使用できます。
LINEが使える
見た目はガラケーなのに、LINEを使用することが可能です。
今やLINEを使用していない人を探すほうが難しいと言うほど、ビジネス・プライベート問わず万人に活用されているツールです。
ほとんどのガラホで、最初からLINEアプリが入っているため、手軽に始められます。
パソコンのWebサイトが見れる
ガラケー時代、「パソコンで検索していたサイトが携帯では見れない」という経験をしたことはないでしょうか。
ガラケーで閲覧できるWebサイトは、携帯専用に作られており、見られるサイトの制限がありました。
一方、ガラホでは、パソコンやスマホ用に作られたサイトも閲覧することができます。
「ガラホだから見れない」ということはありませんので、ご安心ください。
Wi-Fiが使える
ガラホでLINEやネット検索をする際、気になるのが通信量。
ガラホはスマホ同様、Wi-Fiに接続できるので、高額なパケット料金に怯えるということはありません。
ガラホでできないこと
一方、ガラホではできないことがあります。
【ガラホでできないこと】
- Google Playストアが使えない
- タッチ操作ができない
- フリック入力ができない
- 従来のガラケーで使用していたコンテンツ・Webサイトが閲覧できない
Google Playストアが使えない
ガラホでは、Google Playストアに対応していません。
Google Playストアが使用できないので、スマホのように自分が使いたいと思ったアプリ・ゲームをインストールすることはできません。
タッチ操作ができない
ガラホでは、画面のタッチ操作はできません。
テンキーを使用しつつ、画面タッチもできるという訳ではないので、ご注意を。
フリック入力ができない
フリック入力とは、画面上で指を上や下にスワイプすると入力したい文字が素早く入れられるというもの。
ガラホはそもそもタッチ操作ができないので、フリック入力には非対応です。
従来のガラケーで使用していたコンテンツ・Webサイトが閲覧できない
ガラケー時に使用していた、ナビコンテンツや、占いなどのWebサイトはガラホでは使用できません。
ガラケー時代にお気に入りのサイトやサービスがあった方は、サイトごとに機種変更(スマホにする場合)などと書かれているところから、変更するか退会の手続きが必要となります。
最新のおすすめガラホ
ここまでの内容で、『ガラホ』でできること・できないことがお解りいただけたかと思います。
そこで、最新のおすすめガラホを3機種厳選し、おすすめポイントと共にまとめてみました。
ぜひ購入の際の参考にしてみてくださいね。
1.au KYF41 かんたんケータイ
出典:https://www.au.com/mobile/product/featurephone/kyf41/
「携帯電話に苦手意識がある」「とにかく使いやすい携帯がいい」「文字が大きくて、見やすい携帯はないかなぁ」
上記のような方におすすめできるガラホが、au KYF41 かんたんケータイです。
au KYF41 かんたんケータイは、2021年3月5日に発売された機種。
文字表示が大きく、サブディスプレイが他の機種より大きいので、時計や歩数計の確認が一目でできます。
また、操作が不安な方でも安心な「光ナビ」があり、次にどれを押したらいいのかが一目瞭然です。
外出先でマナーモードにして、家に帰ってから着信に気付けなかったと言う声から、卓上ホルダに置くだけで自動でマナーモードが解除される便利機能もあります。
【オススメポイントまとめ】
- でか文字で時計や電池残量が一目でわかる
- 着信音が大きいので、電話の取り逃がしを防げる
- 緊急ブザーが鳴らせて、万が一の場合に周囲に伝えられる
- 「光ナビ」で操作を教えてくれる
- 卓上ホルダに置けば、自動でマナーモード解除
2.ドコモ SH-02L AQUOS ケータイ
出典:https://www.nttdocomo.co.jp/product/sh02l/
「電池持ちがいい機種がいい」「タブレットに入っている資料や画像をガラホでも確認したい」「画面をはっきり・くっきり見たい」
上記のような方におすすめできるガラホが、ドコモ SH-02L AQUOSケータイです。
ドコモ SH-02L AQUOSケータイは、2019年2月に発売された機種。
電池への負荷が少ない「インテリジェントチャージ」で、電池パックの寿命を長期間保ってくれ、充電持ちを維持します。
また、「はっきりビュー」をONにすれば、文字や色調がはっきり変化。
「外出先で仕事の資料をちょっと確認したい」という時などに役立つ「PASSNOW」機能が、タブレットとガラホの連携をカンタンにし、ビジネスシーンで役立つこと間違いなしです。
【オススメポイントまとめ】
- はっきり聞き取りやすい音声
- 文字や色調が見やすい「はっきりビュー」
- 1年使用後も電池容量が90%以上残る「インテリジェントチャージ」
- タブレットとの連携がスムーズな「PASSNOW」
- ワンタッチで使用したい機能が選べる「クイック起動キー」搭載
3. au KYF39 GRATINA
出典:https://www.au.com/mobile/product/featurephone/kyf39/
「カラーバリエーションが多い携帯がいい」「通話音声を自分の聞きやすいようにカスタマイズしたい」
上記のような方にオススメできるガラホが、au KYF39 GRATINA です。
auのKYF39 GRATINAは、2019年5月に発売された機種。
125gと軽量で、手にフィットするコンパクト設計です。
聞こえ調整で、「やわらかく」か「はっきりと」を選択できるので、通話の聞こえ辛さを軽減してくれます。
また、通話終了時、直前の通話内容を記録できるので、「予約したけれど何時だったっけ?」というような、大事な用事を忘れず記録できます。
【オススメポイントまとめ】
-
- 「やわらかく」「はっきりと」の2つから選択できる、聞こえ調整
- コンパクトで軽量
- 直前の通話内容を「あとから録音」できる
- 5色の鮮やかなカラー
- 機種変更時に保存した音声を引き継げる
まとめ
今回は、ガラホで出来ること・出来ないこと、おすすめの機種を紹介してきました。
ガラホは、通話をよくするビジネスマンや、どうしてもスマホ操作に抵抗があるという方にオススメです。
また、Webサイト検索やアプリ使用は、画面の大きなタブレットでするといった使い方をする方にもぴったりですね。