
Nintendo Switch/Switch Liteのスクリーンショットを「スマートフォンへ送る」ことが可能に
「Nintendo Switch」のソフトウェア更新が2020年12月1日に配信されました。新バージョン「11.0.0」では便利な新機能が追加されたので、簡単に紹介します。
システムバージョン「11.0.0」の更新内容
まず、今回のアップデートによる改善点・変更点は以下の通りです。
・HOMEメニューに「Nintendo Switch Online」を追加
・「セーブデータお預かり」で、バックアップしたセーブデータを自動的にダウンロードする機能を追加
・「マイページ」に「トレンド」機能を追加
・画像・動画をスマートフォンに転送する機能を追加
・USB経由のPCへの画像・動画転送に対応
・複数のソフトなどをダウンロードする際に、優先してダウンロードしたいものを選択可能に
・新しいユーザーアイコンを追加
・「ボタンの割り当てを変える」機能の「お気に入り」に名前を設定可能に
このほか、いくつかの修正や安定性向上のための変更が含まれます。また、「Nintendo Switch Lite」に対しても同内容の更新が実施されています。
細かい部分ですが、かゆいところに手が届く良アップデートだと思います。特に、複数ダウンロード時に最初にダウンロードするものを選べるようになったのは良いですね。ダウンロード版ソフトをまとめ買いした時など、「そっちは後でいいんだよ!今やりたいのはこっち!」と思う場面もあり(既存ソフトのアップデートなどが重なればなおさら)、地味ながら役立ちそうです。

スクリーンショットを取り出す方法が増えた
#桃鉄令和 #桃鉄 #NintendoSwitch pic.twitter.com/WmF3L6RulY
— あがー (@__agar) November 24, 2020
新機能の中でも、個人的に特に歓迎したいのが「スマートフォンへ送る」機能。
Switchはボタンひとつでスクリーンショットを撮ったり録画したりでき、それを本体内のギャラリーからTwitterやFacebookに投稿できるという機能を備えていました。ゲームタイトルによってはハッシュタグまで自動で付きますし、とても現代的です。
しかしSNS投稿しか出口がないというのは微妙に不便で、たとえばゲームの感想にスクリーンショットを添えて投稿したいと思った場合、「お世辞にも入力しやすくはないSwitch上で長文を書く」または「自分にしか見えない非公開アカウントに一旦スクショを上げる」といった手間がかかりました。簡単にスマートフォンに送れるようになったのはとても助かります。
実際にNintendo Switch Liteで新機能を使ってみたところ、スマートフォン転送については、Switch本体をWi-FiスポットにしてQRコードでスマートフォンを接続させる仕組みでした。毎回やるのはちょっと面倒な気もしますが、複数人で遊んでいて自分以外のスマホにスクショを送りたい場合なども考えると、この方が分かりやすいかもしれませんね。
USB経由の転送は「設定」→「データ管理」→「画面写真と動画の管理」→「USB接続でパソコンにコピー」と操作する必要があり、ただ繋げば認識されるというわけではありません。1枚だけならスマホ転送のほうが手っ取り早いですが、ゲームタイトルごとに自動でフォルダ分けして整理されていますし、ガッツリやり込んでレビューを書く人は重宝するかも。
Source:任天堂
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