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ガジェットブロガーの作業環境を紹介!elibomデスクツアー2020

最近、PC周りの作業環境を一気に変えたので、たまには自分のデスク周りを公開してみようかなと思います。

意識高い感じのブロガーさんとかYouTuberの間では最近は「デスクツアー」っていうのかな?要はアレです。なんかそういうのムズ痒いのであまり好きではないんですが、とりあえず便乗しておこうかと。

昇降デスク+普通のデスクでL字デスク風に


まずは全体図から。配線がいい加減すぎて早くも意識高い系ごっこ終了って感じですが、まあ実用性重視なので……。

1ヶ月ぐらい前に電動昇降デスクを提供していただいたので、基本的にPCでの作業は主にそちらでやっています。左側にはその前に使っていた普通の机を繋げて配置してあり、座った状態ではL字デスクのように使えるようにしています。

PC周りは、家でも外でも同じ環境で作業できることを重視しているので、モバイルノート+外部ディスプレイという構成です。その他、細かいアイテムがいくつか。以下、個別に紹介していきます。

デスク①:FlexiSpot E7


メインデスクは「FlexiSpot E7」。天板のサイズなので値段が変わりますが、だいたい6万円ぐらいの物です。ボタン操作で簡単に高さを変えられる電動式の昇降デスクで、立ち・座りの高さを記録しておけるので、思い立ったらすぐにスタンディングデスクに切り替えられます。

立ち姿勢では身長に合わせた適度な高さ、座り姿勢では隣の机と揃うぐらいの高さに設定しています。長時間の作業中に気分転換をするには良いですね。

脚の部分は非常にしっかりした作りですが、天板の質感はそれなり。脚だけで買うこともできるので、気にする人はこだわりの天板と組み合わせた方が良いでしょう。私は別に誰かに見せるわけでもないので(今見せてるけど)、そこそこ広くて普通に使えればそこは気にならないかなって感じです。

デスク②:ニトリ システムデスク(ザッキー 110)


サブデスクは安物、ニトリのシステムデスクです。春に引っ越しをした時にとりあえず買った物ですが、半年でお役御免というのも微妙なのでこういう形で再利用しています。

幅は一応110mmあるのですが、棚込みでの幅なので机として使える面積は狭め。PC以外の作業スペースにしています。

PC:XPS 13(9310)


メインPCは10月に発売されたばかりの「XPS 13(9310)」。いますぐ手に入るTiger Lake搭載機ということで選びました。

XPSは久しぶりに買いましたが、やっぱりかっこいいですね。用が無くても持ち出したくなるマシンです。以前はお決まりだった「コイル鳴き」と「爆音ファン」もこの世代では鳴りを潜めているので、正真正銘のスタバでドヤ顔系PCになったかと(別にそのために買ったわけではない)。

筐体設計は前モデルのXPS 13(9300)とおそらく変わらないので、熱設計次第でパフォーマンスが大きく左右されるTiger Lakeの性質を考えるとやや不安でしたが、今のところ不満なし。詳細は以下で。

モニター①:DELL U3419W


机も広くなったしモニターも大きくするか増やすか、でもマルチモニターを昇降させるのはごちゃごちゃしそうだな……と考え、ウルトラワイドモニターを導入して1枚で済ませるという結論に至りました。

DELLの「U3419W」というモデルで、34インチ(3440×1440)の曲面ウルトラワイドモニターです。24インチWQHDモニター2枚分までは行かないぐらいのサイズですが、資料を見ながら記事を書くなどの2窓、3窓程度を並べる分には快適。

曲面モニターは初めて使いましたが、しっかりポジションが決まった時の視線移動の快適さは素晴らしいです。また、DELLの上位寄りのモニターは発色も素直なので、写真のレタッチなどの用途でもストレスになりません。

キーボード:ThinkPad TrackPoint Keyboard II


キーボードは「ThinkPad TrackPoint Keyboard II」。今年、7年ぶりにモデルチェンジした待望の新型です。旧型は7列から6列アイソレーションタイプになったばかりの世代がベースだったので、そろそろ古さが目立ってきていました。

キーストロークの深い本格的なメカニカルキーボードなどは手になじまず、ノートPCのキーボードの打鍵感がしっくり来るけど良いやつが欲しい、という難儀な属性のユーザーにとって、成熟した現行世代の6列ThinkPadキーボードとほぼ同じ物が単体で手に入ってどの環境でも使え、もちろんトラックポイントまで付いてくるというのは唯一無二のありがたい製品です。

トラックボール:MX ERGO(買い替え予定)


ポインティングデバイスはトラックボール派。実を言うとフラッグシップモデルのMX ERGOは個人的に蛇足と感じる部分もあり、あまり好きではないのですが(そうは言いつつも2個目を買うほど酷使しています)、今使っているXPS 13(9310)にはUSB端子がType-Cしかなく、UnifyingのみのM570tを使うには不便なのでこちらを使っています。

来週、ついに長年愛用したM570シリーズの10年ぶりの後継機「ERGO M575」が発売されるので本当に楽しみです。キーボードは7年ぶりの新型、トラックボールは10年ぶりの新型って、今年は長年待ち望んだ製品が続々と登場して作業環境がアップデートされていく良い流れですね。

Lecone Wireless Charger with Orgranizer Tray


デスクの片隅に置いていて、地味ながら重宝しているのがこちら。Leconeというメーカーのワイヤレス充電パッド付きデスクオーガナイザーです。SDカードリーダーやメガネ、ワイヤレスイヤホン(SONY WF-1000XM3)などを置いています。

卓上に散乱しがちな小物をまとめて整理しておける「定位置」にできて、さらにQi対応のスマートフォンを充電できるワイヤレス充電パッドがさり気なく組み込まれているという、見た目も使い勝手も良い製品です。3,000円もしないぐらいで買えるのでおすすめ。

IKEA SVASP


卓上整理アイテムつながりで、IKEAで買えるペン立て「SVASP」もお気に入りです。ただし、ペン立てとしては使っていません。

このペン立て、内幅が80mmぐらいなので、スマートフォンを入れるのにちょうどいいんですよ。今時の6インチクラスのスマートフォンが収まるほどの奥行きはないのですが、仕切りが斜めについているので端末が落ちることはありません。むしろ、端が少し飛び出すおかげで出し入れしやすいです。アクリル素材で中身が見えるのも良いですね。

1つでは3台しか(?)入りませんが、999円と手頃なのでいくつか並べても良いでしょう。ちなみに縦に積み上げることもできるようになっています。

Anker PowerPort Atom III Slim (Four Ports)


Ankerの4ポート充電器です。プライムデーでちょうど安くなっていたので買いました。スマートフォンやサブPC(メインPCはモニターから給電)、カメラなどの充電に使っています。

薄型というのが売りの製品ですが、まあこの手の充電器のサイズ感はどれもそこまで変わりませんね。プラグ内蔵型以外の充電器は据え置き利用が主でしょうから、そこは決め手にならない場合も多いだろうと思います。

この製品の良いところは、USB Standard-Aが3ポート並んでいるほかに、最大45W対応のUSB Type-C端子があること。普通の多ポート充電器では出力不足で充電できないような機器の充電まで1台にまとめられるので、デスク周りをすっきりさせたい人には良いでしょう。

ただし、今から買うなら新型の「Anker PowerPort Atom III 63W Slim」の方がおすすめ。新型は充電規格が変わり、USB PDとの互換性の問題が解消されています。

HUAWEI WiFi WS5200


Wi-Fiルーターはサブデスクの上の棚に設置。部屋の構造上、左側の壁の上(ロフト)にも飛ばしたいのであえて見せる配置にしています。その隣にはスマートスピーカー(Google Nest Mini)。

ファーウェイの「WS5200」という機種で、購入動機は単純に(国内では)初物だからどんなもんか気になったというだけで選びました。設定UIなどはライトユーザーやスマホしか持っていない人にも使いやすいような作りになっていてスマートフォンメーカーらしい配慮を感じました。見た目もシンプルで良いです。

安くて性能も申し分ないのですが、接続台数が増えるとどうも不安定になりがちなのが難点。一応、2.4GHz帯と5GHz帯で最大32台ずつ(※合計で最大32台としている資料もあって真相は不明)とされていますが、実際には20台も行かないぐらいからちょっと怪しげ。

うちは一人暮らしにしては接続台数が多い方だとは思いますが、この感じだとファミリー向けにはちょっとおすすめできませんね。ガジェットオタク以外の一人暮らしなら普通に使えて良いのではないでしょうか。

モニター②:ThinkVision P24h-20(+Chromecast+エルゴトロンLX)


ウルトラワイドに乗り換える前に使っていたモニター……と言っても、こちらも今年買ったばかりのまだまだ新しい物なので、用途を変えて使っています。

常時使うわけではないからこそ、あえて純正スタンドからモニターアーム(エルゴトロンLX)に換装。これによって、使わない時はサブデスクの端に寄せて邪魔にならない位置で待機させておけます。

USB給電もできる機種なので背面に最小限の配線でChromecastを仕込んであり、プライム・ビデオなどを見る時に使っています。(おまけ程度ですが)スピーカー内蔵の機種を選んでおいて良かった。

あとはたまにサブPCから画面出力したい時などが出番ですね。USB Type-Cケーブル1本で入力・給電を済ませることもできる今時のモニターなので、この使用頻度ではもったいないぐらいです。

控え選手:Mini Keyboard Pro、IdeaPad Duet Chromebookなど


最後に、控え選手もいくつか紹介。まずはMini Keyboard Pro。これはThinkPad TrackPoint Keyboard IIの発売まで旧型が持たず壊れてしまったので手を出したものです。

見ての通り設計は非常に古いのですが、これでも現行製品。1万円以上するだけあって作りも良く、ThinkPadキーボード各種とは別の良さがあります。ちょっとキーが重くて長時間打ち続けるには疲れるのと、ポインティングスティックが金属軸で丈夫なのは良いのですが、丈夫すぎてキャップを突き破ってしまい地味にランニングコストが高いので、今は予備にしています。


それから、以前のメインPCだったThinkPad X1 Carbon(Gen 7)。Gen 7ですが後期生産で天板のデザインはGen 8という謎のモデルです。まあ発熱と動作のもっさり感がひどく……一刻も早くTiger Lakeに乗り換えたかったのはそういうことです。

あと、人から安く譲ってもらった物で自分で意図して選んだ構成ではなかったこともしっくり来なかった理由のひとつ。久しぶりにWindowsの4Kノートを使いましたが、やっぱりスケーリング周りで非常にストレスが溜まります。外部ディスプレイを使ったり単体で使ったりと行き来する場合は特に良くありません。それから、ThinkPadで光沢はないね。ない。

発熱ひどいな~と言いながら酷使していたらとうとうお亡くなりになってしまったので、今は基板交換の修理上がりで開封もしないまま放置中。たぶん手放します。


じゃあ今のサブ機は?というと、こんな物を最近買ってみました。IdeaPad Duet Chromebookです。発売直後から気になっていて、最近ようやく供給が安定してきてすぐ届くようになった上に、セールもやっていて安かったのでつい買ってしまいました。

Androidアプリも一応動きますが、そこにはなるべく頼らず可能な限りChrome上で完結させればスペックの割に快適という印象。このブログは書けそうで書けない(画像周りが面倒でやりたくない)のであまり執筆に使っていませんが、スマホでサクッと撮った写真を使うことが多いサブブログの執筆やGoogleドキュメントを使うお仕事などには時々使っています。

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