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ガジェット好き目線の「ゲーム&ウオッチ スーパーマリオブラザーズ」レビュー

2020年11月13日はiPhone 12 miniとiPhone 12 Pro Maxの発売日ですが、それとは別の今日発売されたガジェットが手元に届いたのでご紹介します(注文したのをすっかり忘れてたなんてことは……)。


任天堂から発売された「ゲーム&ウオッチ スーパーマリオブラザーズ」です。40年前の1980年からシリーズ展開された任天堂初の携帯型ゲーム機「ゲーム&ウオッチ」をモチーフに、今年で35周年を迎えた「スーパーマリオブラザーズ」を収録したという、まあコレクターズアイテムですね。

私は特にゲーマーというわけではないのですが、9月3日にあったスーパーマリオブラザーズ35周年関連の発表はTwitterのタイムラインで見かけてなんとなく見ていました。

第一印象は「ふーん、ゲーム&ウオッチかぁ。別に世代じゃないしなぁ」という感じだったのですが、USB Type-C端子搭載というのを聞いた瞬間になにかのスイッチが入り、それだけで何か面白い気がして買ってしまいました。脊髄反射でガジェットを買う病気なのかもしれません。

とりあえず開封してみる


パッケージもなかなか楽しい仕掛けが施されていたので開封からお見せしましょう。紙箱に透明のスリーブをかぶせてあり、購入時の状態では言わずと知れたスーパーマリオブラザーズのステージを再現したにぎやかなデザインになっています。


スリーブを外して紙箱だけにすると、往年のゲーム&ウオッチシリーズのパッケージに近いデザインに。細かいことを言えば第一作の「ボール」はシルバーシリーズなのでこの配色ではない(これはワイドスクリーンシリーズに近い)のですが、それを言うのは野暮でしょう。似合うのはこれですよね。


箱の側面には、「SM-35」というスーパーマリオブラザーズ35周年に掛けたゲーム&ウオッチ風の型番が書かれています。ただ、このゲーム機の型番として実際に使われているのは「HXA-001」のようです。

箱のベロの部分にはゲーム&ウオッチ風にアレンジされたマリオのイラストが。余談ですが、マイニンテンドーストアで買ったら35周年ステッカーもついてきました。


パッケージ内容は本体と充電用のUSBケーブル、紙一枚のセーフティーガイドのみとシンプルでした。

外観をチェック


ゲーム&ウオッチの復刻はこれが初めてではなく、2009年にクラブニンテンドー(当時)の会員特典として、「ボール」(AC-01)が復刻されました。クラブニンテンドーの特典、良い物が多くて好きだったなぁ……黄色いフチのシリアルナンバーの紙が懐かしい。

もっとも、今回は復刻と呼べるかは微妙で、当時のゲーム&ウオッチシリーズの特定のモデルを再現しているわけではありません。一応、スーパーマリオブラザーズが収録されたゲーム&ウオッチ自体は海外版には存在したようですが(YM-105)、それは白×水色のポップなデザインで移動も十字キーではなく、今作とは別物。

あくまで「元ネタは実在しないけど、ちゃんとゲーム&ウオッチっぽく見える新作」という感じです。ちょっとゲームボーイミクロのファミコンカラーっぽくもあるかな?


画面は2.36インチのカラー液晶です。正しい色で見える角度は狭いものの、とても高精細。スピーカーも意外と悪くなく、ファミコンサウンドを楽しむには十分すぎる音質・音量です。ボタンの操作感も適切で快適に遊べます。


背面は懐かしいエンジ色。


右側には充電用のUSB Type-C端子。この筐体に今時の端子がある違和感もすごいですが、ゲーム&ウオッチなのに電源ボタンがあるというのも新鮮です。

価格帯を考えたらボタンはすべて前面に置いてコストを下げたいところでしょうが、「ゲーム&ウオッチらしさ」の妨げになるこのボタンだけ側面に逃がしているのはちょっとこだわりを感じるところです。

サイズ比較


参考までに現代のゲーム機、「Nintendo Switch Lite」と並べてみました。本体サイズは約112×67×12.5mm、重さは約68g。実にコンパクトなポケットサイズです。


スマートフォン(Pixel 4a)と比べても小柄。持ち歩いて暇つぶしや会話のネタにしても良いでしょう。

収録タイトル・機能


当時のゲーム&ウオッチシリーズは各機種1タイトルずつでしたが、そこは現代のゲーム機。「スーパーマリオブラザーズ」「スーパーマリオブラザーズ2」の2作をまるごと収録し、さらにゲーム&ウオッチの看板タイトル「ボール」のマリオアレンジ版が入っています。


もちろんゲーム&“ウオッチ”なので時計機能もあります。ボタン電池駆動ではなくUSB充電ができるようになりましたし、配線をうまく隠せば置き時計として使ってもレトロで遊び心のあるインテリアになりそうですね(ただし一定時間でスリープに入ります)。アラームがないのはちょっと残念。


それから、仕様に誤りがあったというお詫びでバラされてしまった隠し機能「マリオ絵描き歌」があります。時計画面である操作をすると出てきます……と、濁すほど複雑な方法ではないんですけどね。

余談:新ゲーム&ウオッチの中身

それほど値の張るものでもありませんし、Y字ドライバーさえあれば分解も難しくなさそうだったので少しだけ中身を見てみました。

中身の見どころとしては、まずSwitchのJoy-Con(HAC-006)のバッテリーが流用されています。確かに容量的にも妥当ですし、あれだけ作られていればコストを抑えられそうです。

逆に「この値段でそこまでやる?」と驚いたのがUSB端子。半田付けに頼るのではなくわざわざビスで押さえて固定するような頑丈な作りになっています。低価格、しかも酷使する人は少ないであろうコレクターズアイテムなのに、耐久性の高さで知られる任天堂ハードらしさが息づいているなと感心しました。

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