
【ORCC32】趣味に走った街乗りブルホーン化
クロモリロードバイク「ORCC32」が納車されてから約2ヶ月。「街乗り+αじゃドロップハンドルって使いにくいなあ」「激坂に挑むわけでもないしフロントシングルでもいいな」などといくつか思うところがあり、まとめてカスタムしました。
変えたところ
ざっくりまとめると
・ハンドルをブルホーンバーに変更
・それに合わせてブレーキレバーやシフトレバーも変更
・フロントシングル化
の3つを同時に進めました。少しずつ弄るのも楽しいのですが、関連性が高い部分なので一気に済ませた方が無駄な作業やパーツが発生しなくて楽だしなぁ……ということで。
ハンドルはNITTOのM106 SSBからRB-018 SSBに変更。肩下がりはないごく普通の形のブルホーンバーです。
フラット部を握ってもツノを握っても引きやすいように、ブレーキレバーはちょっとレトロなギドネットレバーを選択しました。付け根の形状が微妙に厄介で、フラット部を握れる位置が限られてしまったのとバーテープをあまり内側まで巻けなかったのは誤算でしたが、概ね意図した通りの使い勝手になりました。
シフターまでハンドルにつける余裕はないのでWレバー……いや、フロントシングルだからWじゃないか。ダイアコンペの11速対応フリクションレバーで引きます。
ホリゾンタルフレームに73°のステム、つまりビシッと水平に綺麗なラインが出る構成なので、ハンドルの角度は悩みました。ハンドルも水平にするべきか?でもそれだと起きすぎでカッコ悪いかな?
結局、ハンドルはフラット部とツノの先端が水平になるぐらい(=少しだけ前下がり)にして、その下のギドネットレバーの先端もほぼ水平になるぐらいに揃えました。見た目的にはいい線行ってるんじゃないかなと思います。
フロントシングル化にあたっては「クランクはやっぱり5アーム」とか「AARNのかっこいいチェーンリングを使いたい」とか思いつつ、低予算かつスクエアテーパーBBに退化させずに済むお手軽コースを選びました。
グラベル用の最新コンポ「GRX」のフロントシングル用クランク(FC-RX810-1)をポン付けするだけです。RX600シリーズだと40Tしかないので、42Tを選ぶために上位のRX810シリーズにしました。シンプルなデザインで細身のフレームにも意外と似合うクランクですね。
BB、リアディレイラー、スプロケットなどは105完成車のパーツをそのまま使っているミックス状態です。
それから、SimWorksの新作ボトルケージ「John Cage」をつけました。凝ったデザインで質感も良いのに、3,000円台で意外と安い。買いです。
現在の構成
フレーム:Panasonic ORCC32
カラー:クラシカルペールブルー(1C-V6)
ハンドルバー:NITTO RB-018 SSB(380mm)
ステム:NITTO UI-22BX
ヘッドパーツ:TANGE TECHNO GLIDE(完成車付属、グレード不明)
バーテープ:fi’zi:k Tempo マイクロテックス クラシック
バーエンドキャップ:PRO ハンドルバー エンドプラグ
サドル:fabric Line Elite Shallow
シートポスト:NITTO S65
クランク:GRX FC-RX810-1(42T)
BB:SM-BBR60
ペダル:MKS ALLWAYS
ホイール:Campagnolo ZONDA C17
タイヤ:Panaracer RACE A Evo4(25c)
リアディレイラー:105 RD-R7000-SS
スプロケット:105 CS-R7000(11-28T)
シフトレバー:DIA-COMPE ENE CICLO 11s Shifter(リアのみ使用)
Wレバー台座カバー:*BLUE LUG* downtube shift boss cover(左のみ使用)
ブレーキ:BR-R7000
ブレーキレバー:DIA-COMPE ギドネットレバー DC-139
ボトルケージ:SimWorks John Cage
ヘッドライト:CATEYE VOLT800
テールライト:CATEYE RAPID mini
おまけ:納車からの変遷
納車直後の状態。ごく普通の105完成車。

ホイールをCampagnolo ZONDA C17に変更。G3組かっこいい。

ブルホーン+ギドネットレバー+フリクションというマニアックな謎仕様に。完成車を買った意味がどんどん失われている気が……ただ、組み替えで余ったパーツ(105のクランク、STIなど)がそこそこの値段で売れたので、実はあまりお金はかかっていません。