連結させて使える100W充電器「HyperJuice Stackable GaN Charger」がKickstarterに登場

まだUSB PDがない頃にMacBook用モバイルバッテリーを売り出してヘビーユーザーを虜にしたHyperJuiceが、新型充電器「HyperJuice Stackable GaN Charger」をクラウドファンディングサイト「Kickstarter」で公開しました。

現時点では残念ながらアメリカとカナダへの発送にしか対応していないのですが、かなりインパクトのある面白い製品なのでひとまず紹介します。ほかの地域への発送を受け付けていない理由は、昨今の情勢で「国際郵便の送料と納期が読めないから」ということなので、物流が正常に戻り始めれば日本からの支援もできるようになるかもしれません。


今回、HyperJuice(Sanho Corporation)が製品化に向けた支援を募っているのは、「HyperJuice Stackable GaN Charger」というUSB PD充電器。窒化ガリウム(GaN)半導体を採用し、ノートPCなどにも対応できる最大100Wの高出力とコンパクトサイズを両立。これだけなら今時のよくある充電器です。本題はここから。


HyperJuice Stackable GaN Chargerの前面にはコンセントがあり、最大1500Wまでなら別の物を使えるパススルー構造になっています。コンセントを塞がずに100Wの高出力充電器を使えるとは、複数人だと電源の確保が難しくなりがちな旅館などでは活躍しそうです。

そして、同じ充電器を2個以上持っているとこの構造の真価が発揮されます。なんと、16個(1600W)までなら連結させていいとメーカーが認めているのです。

この構造を見たら誰もが思いつくけれど危なそうでやらない、悪ふざけのような使い方をまさか推奨しているとは……。もしこれがぽっと出の新興メーカーの製品だったらおすすめされても正直怖くてできないと思いますが、HyperJuiceなら信用できそう。

ただ、定価99.99ドル(クラウドファンディングでも59ドル)もする充電器なので、そもそも16個も大人買いすること自体がハードル高めです。


MacBookやiPadをたくさん持っている重度のガジェッターには便利そうなHyperJuice Stackable GaN Charger。100W版のほかに、定価ベースで20ドルほど安くて小さい65W版もあり、同様に積み重ねて使えます。

65W版はUSB Type-C×2+USB Standard-A×1、100W版はUSB Type-C×3+USB Standard-A×1とポート数も多めなので、「MacBookを16台同時に充電する」なんて極端な使い方に限らず、2~3個買えば身の回りのガジェットをすべてまとめて充電できる多ポート充電器として使えるでしょう。

繰り返しになりますが、残念ながら9月29日時点では日本からの支援・入手は不可。続報を待ちましょう。

「HyperJuice Stackable GaN Charger」をKickstarterで見る

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