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「Galaxy S20 FE」海外発表、平面ディスプレイになって699ドルに値下げ

サムスン電子は、Androidスマートフォン「Galaxy S20 FE」を韓国で発表しました。5G版の価格は699ドルからです。


Galaxy S20 FEは、2020年前半のフラッグシップモデル「Galaxy S20」シリーズの追加機種。S20に近い性能を持ちながら、価格を抑えた廉価版です。

「FE」というネーミングはFan Editionの略で、Galaxy Note7の発火騒動によるリコールがあった後、改修版として発売された「Galaxy Note FE」以来の再登場となります。


例によってSoCの具体的な名称はプレスリリースには記載されていませんが、Snapdragon版とExynos版がある模様。メモリとストレージは、6GB/128GB、8GB/128GB、8GB/256GBの3通りの構成が用意されます。

画面サイズは6.5インチの1サイズのみで、左右を湾曲させない平面ディスプレイを採用します。解像度は2400×1080(FHD+)、リフレッシュレートは120Hzです。バッテリーは4500mAhで、本体の大きさは159.8×74.5×8.4mm、重さは190g。IP68の防水・防塵性能を備えます。


カメラ周りはNote20シリーズやZ Fold2など最新世代の機種に似たデザインに変更されます。リアはトリプルカメラで、約1200万画素(超広角)+約1200万画素(広角)+約800万画素(望遠)。フロントは約3200万画素のシングルカメラです。

ボディカラーはCloud Navy、Cloud Lavender、Cloud Mint、Cloud Orange、Cloud Red、Cloud Whiteの6色展開(赤とかもう全然Cloudじゃないような……)。価格は未発表ですが、4G版もあるようです。

Source:プレスリリース

筆者のひとこと
時期的にも内容的にも、2019年モデルで言うところのS10 Liteポジションの機種でしょう。日本市場はワケアリなのでともかく、海外ではS20の値段が同じぐらいまで落ちてきているので、どうしても曲面ディスプレイが嫌いな人以外は積極的に選ぶ意義は薄い気もします。それにしても、まさか黒歴史中の黒歴史なFEの名前を使うとは……。

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