「LG WING」海外発表、回転機構を備えた2画面スマホ

LGは、回転機構を備えた2画面のAndroidスマートフォン「LG WING」を海外で発表しました。まずは韓国で発売され、米国、欧州でも順次発売される予定です。


LG WINGは、先進的なギミックを取り入れながら新しい使い方を提案する「LG Explorer Project」の第一弾です。かつての905SHの「サイクロイドスタイル」のように画面を90度回転させることができ、その下から2つめの画面が現れる構造です。

LGは、2019年まで「Gシリーズ」「Vシリーズ」の2本立てで展開してきたフラッグシップスマートフォンの戦略を今年度から見直しており、Gシリーズに代わるプレミアムスマートフォンとして春に発表されたLG VELVETに対し、こちらはVシリーズの実質的な後継機となります。


2画面端末やフォルダブル端末など、複数の表示モードを切り替えながら使える端末は増えていますが、このような縦+横の組み合わせはまだ珍しいパターンです。フルスクリーンで動画を見ながら友人とチャットするなど、通常の1画面端末の画面分割機能では狭苦しく感じてしまうような場面で威力を発揮します。

アウトカメラは約6400万画素+約1300万画素(ウルトラワイド)+約1200万画素(ビッグピクセル)の3眼仕様。インカメラは約3200万画素で、非使用時は収納されるポップアップ式です。「ジンバルモーションカメラ」を搭載し、動画機能も強化。2画面を生かした専用UIが用意されます。


SoCはQualcommの「Snapdragon 765G」を搭載し、メモリは8GB、ストレージは256GB。ただし、上半期のフラッグシップモデルだったVELVETの例からすると、仕向地によって仕様が異なる可能性があります(※本記事中の仕様は米国版のものです)。

メイン画面は6.8インチ(20.5:9、FHD+)、サブ画面は3.95インチ(1.15:1)で、いずれも有機ELを採用します。バッテリーは4000mAh、初期OSはAndroid 10。大きさは約169.5×74.5×10.9mm、重さは約260gです。

メイン画面が90度回転する構造上、内側に収納されるサブ画面の耐久性が気がかりですが、メイン画面の背面には熱可塑性ポリオキシメチレンを塗布するほか、回転機構の負荷を減らす軽減する油圧ダンパーを搭載。スムーズな旋回とサブ画面のキズ防止を考えた仕様で、20万回以上の耐久性があるとしています。

Source:LG

筆者のひとこと
マルチウィンドウでYouTubeを見ながらTwitter、なんて使い方はよくするので興味あり。ただ、6.8インチもあるなら普通に1画面でいいような……片手でしっかり握れるサイズでやった方が魅力が増すギミックのように思います。それはそれとして、結局Vシリーズができた頃の「王道のGシリーズと挑戦的なVシリーズ」という棲み分けに近い形に戻ったような感じですね。

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