
約2万円で買える「Lepow」のフルHDモバイルモニターを試す
※本記事はメーカー様からサンプル提供を受けて執筆しております。なお、金銭の授受およびレビュー内容への干渉は一切ありません。
リモートワーク特需でPC用ディスプレイは全体的に売れ行きが好調ですが、通常の大型モニターだけでなく、手軽に設置できるモバイルモニターも需要が高まっています。
設置場所を確保できない人、ダイニングテーブルで仕事をしている人などでも手っ取り早く2画面の作業環境を確保できる手段ですし、将来的にオフィス勤務に戻って不要になった場合も想定すると、現実的な選択肢として選ぶ人が多いのではないでしょうか。
今回は、「Lepow」というブランドのモバイルモニターをサンプル提供していただき、試用してみました。15.6インチで解像度は1920×1080(フルHD)。DP Alt Mode対応のノートPCなどであればUSB Type-Cケーブル1本で接続できるという製品です。
執筆時点での価格は22,280円(税込)、最近のトレンドに沿った仕様でありながら手頃な価格に抑えられています。
まずは開封して中身をチェック。USB Type-Cケーブル、HDMIケーブル、ACアダプターと画面保護フィルムが付属します。
ディスプレイ本体にはスタンドはなく、厚さ8.8mm、約770gの板状です。アームなどに固定して小型のサブディスプレイとして使うことも可能でしょう。
付属のカバーを装着すれば画面を保護して持ち歩くことができ、2段階の角度調整ができるスタンドとしても機能します。
右側には電源ボタンと輝度調整用のレバー、電源供給用のUSB Type-C端子があります。
この機種にはバッテリーが搭載されていないため、使用時は常に電源供給が必要です。HDMI入力の場合は映像入力とは別に、こちらのUSB端子から付属のACアダプターを使って電源供給します。
USB Type-C(DP Alt Mode)の場合は、PCからの電源供給が可能なのでケーブル1本の接続で済みます。ただし、PCの出力が小さい場合やバッテリー消費を抑えたい場合にはHDMI接続時と同様に別途ACアダプターを接続した方が良いでしょう。
参考までに、ThinkPad X1 Carbon(Gen7)の場合は映像出力と給電を兼ねたUSB Type-Cケーブル1本の接続で問題なく利用できました。
左側には、HDMI端子、USB Type-C端子、イヤホンジャックが並びます。このモバイルモニターにはイヤホンジャックやスピーカーが搭載されているので、本体から音を出せない据え置き型ゲーム機と組み合わせるのにも良さそうですね。
一昔前のモバイルモニターでUSB接続というと、専用のドライバーが必要だったり遅延が大きかったりとクセのある物でしたが、USB Type-C端子経由で映像をやり取りできるDP Alt Modeが前提になってからは身近で扱いやすい製品になったなと思います(いや、Type-C周りはちゃんと考えるとクセだらけで面倒ではあるのですけれどね)。
やや青みの強い発色ではあるもののノングレアで見やすいですし、IPS液晶で視野角も広め。事務作業用としては十分使えます。
バッテリーレス仕様なので外に持ち出して使うにはノートPCのバッテリー消費に不安がありますが、家の中で持ち運びたい、ノートPCと同じぐらいの大きさの画面を低コストでもう1枚足したいという目的であればちょうどいい製品ではないでしょうか。
読者限定クーポンのお知らせ
今回、elibomの読者様限定で使える「Lepow フルHDモバイルモニター」用のクーポンをいただきましたのでお知らせします。
Amazon.co.jpでの通常価格は22,280円(※8月13日時点)ですが、会計時にクーポンコード「559QF2FM」を入力すると、500円引きの21,780円で購入できます。クーポンの期限は2020年9月30日までです。
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