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あのプラグ付きモバイルバッテリーが待望のモデルチェンジ!「Anker PowerCore III Fusion 5000」レビュー

2020年7月14日に発売されたAnkerの最新モバイルバッテリー「Anker PowerCore III Fusion 5000」を購入して使ってみたのでレビューします。


Anker PowerCore III Fusion 5000は、2016年に発売されたヒット商品「Anker PowerCore Fusion 5000」の後継機です。

モバイルバッテリーという年々進化していく上に激戦区のジャンルで丸4年も売れ続けた、しかもライトユーザーではなくこの手のガジェットに関心が高い人たちに支持され続けた商品というのはあまり他にないのではないかと思います。

なぜ先代のPowerCore Fusionに根強い人気があったのかというと、電源プラグを内蔵していてコンセントに直接挿し込んで充電できるという珍しい機能があったからです。


PowerCore III Fusion 5000は、プラグ付きという最大の特徴を受け継ぎながら、今時の仕様にアップグレードされた待望の新型です。

Ankerの電源プラグ内蔵モバイルバッテリーは人気の割になぜか後継機が出ず、新色やApple Store限定モデルなどの展開はあったものの、一度発表された10000mAh版が発売中止になってしまうなど(中国などで少数流通した模様)、なかなか不遇な扱いでしたからね……本当に、ようやく新型が出たという感じです。

(余談:「コンセント内蔵」と書かれている記事を散見しますが、コンセントは穴の方ですからね。細かいことですが、日常会話ならともかく、そういう部分の詰めが甘いレビュワーって説得力8割減だなと個人的にはつい冷ややかな目で見てしまいます)


PowerCore III Fusion 5000を開封すると、モバイルバッテリー本体と携帯用ポーチ、取扱説明書、Anker製品ではお決まりの「Happy?」の紙が出てきました。

モバイルバッテリー自体の充電にはケーブルが不要な仕様だからか、付属ケーブルはありません。出力用のケーブルは別途用意しておく必要があります。


本体の外観をチェックしてみましょう。外装は樹脂製で、一部を除いて光沢感のあるホワイトです。

大きさは約78×71.5×30mmで、重さは約176g。参考までに旧型は約72×70×31mmで約189gなので、わずかに大きくなったものの軽くなりましたね。ただし、容量は5000mAhから4850mAhに微減しました。


一番大きな変化があったのは入出力端子です。旧型は出力用のUSB Standard-A端子が2つと入力用のmicro USB端子という構成だったのに対し、新型は出力専用のUSB Type-C端子とUSB Standard-A端子が1個ずつとなりました。

個人的には、ケーブルを使った充電ができなくなってしまったのは少し残念。PowerCore Fusionシリーズは確かに「コンセントに挿すだけで充電できる」(=充電器を持ち歩かなくても良い)ことが最大の利点ではありますが、旧型を使っていた頃、コンセントが足りないホテルなどでUSB経由で充電したことも何度かあったのです。運用の幅が狭まってしまったのは惜しいなと思います。

出力の仕様を見てみると、USB Type-C端子は「PowerIQ 3.0」に対応。PowerIQというのはAnkerが長年使い続けている充電制御技術で、最新のPowerIQ 3.0は独自路線から少し改心してUSB PDとの互換性をもたせたバージョンです。USB PD対応のスマートフォンなどを最大18Wで急速充電できます(今の基準でそう言えるほどかはともかく)。

もう片方のUSB Standard-A端子は最大5V/2.4A出力ですが、2ポート同時使用では合計15Wと非力なのでそういった使い方にはあまり向いていません。寝ている間に2台の機器を充電しておく程度なら許容範囲かとは思います。


反対側には折りたたみ式の電源プラグが内蔵されていて、コンセントがある場所ならいつでもモバイルバッテリーを再充電できます。

旧型譲りの機能ですが、やはりこれは何度使っても便利です。PCやカメラを充電する必要が出てくるようなスケジュールの旅では出力的にこれ一台というわけには行きませんが、日帰り旅行や普段のお出かけなら荷物をひとつ減らせると思うんですよ。

モバイルバッテリーとしてスマートフォンの充電に使った後、どこかカフェにでも入った時に電源を取れる場所があれば、わざわざ充電器まで持ち歩かなくたって「お、充電できるな」と気付いたところでいつでも次の出番に備えてモバイルバッテリーを再充電しておけます。必要とあらば、PowerCore III Fusion 5000を(モバイルではない)充電器として使っても良いですし。


海外では「PowerCore III Fusion 5K」という名前で売られているようで、パッケージや本体の印字にその名残があります(K=1000で意味としては同じ)。


付属ポーチは二回りほど大きめでした。これ、本当に専用品か……?


半分に折ってちょうどいいぐらいのサイズです。まあ、ケーブルなどを丁寧に巻かなくても放り込めるぐらいの余裕があるので楽といえば楽ですね。

まとめ

「Anker PowerCore III Fusion 5000」は電源プラグを内蔵しており、コンセントに直接挿し込んで充電できるモバイルバッテリーです。

充電器という荷物をひとつ減らせるアイデア商品で、旧型と同様にヒット間違いなし。USB Type-CになってUSB PD(最大18W)に対応したのも、最近のスマートフォンを使っている人にとっては嬉しいポイントです。

旧型とは実売価格で数百円の差なので、どうしてもUSB経由でも充電したい人以外は、今から買うなら新型を選んでおくのが良いかと思います。

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