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日本通信、音声通話かけ放題の「合理的かけほプラン」を提供開始

日本通信は、NTTドコモ網のMVNOとして、新プラン「合理的かけほプラン」の受付を7月15日に開始します。これまで展開してきた「b-mobile」ブランドではなく、新しい「日本通信SIM」ブランドの商品となります。


合理的かけほプランは、大手キャリア系列の企業を除く純粋なMVNOとしては非常に珍しい仕様で、プレフィックス型ではない(専用アプリを必要としない)国内通話かけ放題のプランです。基本料金は2,480円(税別)で、データ容量は3GB。超過時は1GBごとに250円で速度制限を解除(容量追加)できます。

同社は2014年から、5年以上に渡ってNTTドコモと音声通話の卸料金についての協議を続けており、最終的には総務大臣による裁定を申請。2020年6月に日本通信の主張を認める裁定が下り、悲願の音声通話かけ放題プランを実現できたという経緯があります。

Source:日本通信(公式サイト), (プレスリリース・PDF形式)

筆者のひとこと

長年の値下げ交渉が実ったとはいえ、この価格設定はちょっと、この手のプランに初動で飛び付く人たちの使い方の凄まじさを甘く見積もりすぎな気も……まあ、消費者目線では魅力的なプランでしょう。

ところで、日本通信といえばプレスリリース芸。今回のタイトルは「日本通信、24年間のMVNOの歴史上初めてとなる『合理的な携帯料金プラン』を発売へ」というものでした。こ、これまでのプラン全否定って感じで潔いですね……。

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