
Android搭載ヘッドマウントディスプレイ「Cinera Edge」がKickstarterに登場
Androidで動作する高解像度ヘッドマウントディスプレイ(HMD)「Cinera Edge」が、クラウドファンディングサイト「Kickstarter」に登場しました。All or Nothing方式のプロジェクトですが、すでに目標金額を達成しており、2020年12月以降に発送予定です。
ヘッドマウントディスプレイ(HMD)とは、小さなディスプレイを内蔵したゴーグルを被って覗き込むことで、擬似的に大きなスクリーンのような視聴体験ができるデバイスです。見た目はVRヘッドセットとよく似ていますが、HMDはそれ以前から存在し、映像視聴に特化しています。
Cinera EdgeはAndroidベースで作られており、外部機器からの入力なしでYouTubeやNetflixにある膨大な数の動画を視聴できます。
Cinera社は2017年に最初のモデルを同じくクラウドファンディングで世に出しました。新型のCinera Edgeは、2560×1440のディスプレイを左右に2枚搭載する高解像度仕様はそのままに、極小サイズで高解像度表示ができるM-OLEDなどの最新技術によって、大幅な小型化を実現します。
筐体設計も見直し、頭頂部のバンドをなくして重量物を左右に分散させました。5.1Chサラウンド環境を再現できるヘッドホンが組み込まれ、DCI-P3対応のディスプレイと合わせて、被るだけでプライベートシアター感覚で映画などを楽しめます。コンパクトなHMDでありながら、Dolby Digitalの認定も受けています。
Cinera Edgeには、メモリ2GB+ストレージ32GBの「Cinera Edge」(市販予定価格799ドル)、メモリ4GB+ストレージ64GBの「Cinera Edge Pro」(市販予定価格999ドル)という2機種のバリエーションがあります。
Kickstarterでは、超早期支援のSuper Early Birdコースなら、Cinera Edgeは449ドル(約48,000円)、Cinera Edge Proは549ドル(約59,000円)で入手できます。特にProのSuper Early Bird枠は残りわずかなので、検討中の方はお早めに。