【BROMPTON S1E】仙台亘理自転車道を走ってきました

なかなか書かずに放置しているうちに10日ほど前の話になってしまいましたが、ブロンプトンで「仙台亘理自転車道」というサイクリングロードを走ってきました。


仙台亘理自転車道は、仙台市の北部を流れる「七北田川」の南岸に沿って進み、河口付近で曲がって海沿いに南下していくコースです。

今回は内陸寄りの始発地点である「岩切大橋」からスタート。東北本線の岩切駅から700m程度の場所なので、電車輪行でもアクセスしやすいと思います。


序盤はひたすら川沿いを走っていきます。住宅地の中なのでランニングや犬の散歩をしている人も結構いますが、道幅には余裕があるので走りにくくはないかと。午前中は問題ないのですが、夕方に走った復路ではユスリカの蚊柱がすごかったので要注意。

海側は震災後に引き直されているため、現状の仙台亘理自転車道の中ではこの区間が一番古いです。そのため路面は少しガタガタしていますが、それでも平均点以上のコンディションではあるはず。


スタート地点から、陸前高砂駅付近まではまったく車道に出ないのでペースを落とさず走れます。

仙石線の下をくぐるところで一度サイクリングロードが切れるのですが、その先の区間の入口が目立たない場所にあるので初見では迷うかも。高砂庭球場というテニスコートの手前にある細い道を抜けると、再び川沿いのサイクリングロードに戻れます。

ただし、そこから200mほど先で車道を渡るために迂回しなければならないところがあるので、線路をくぐってから福田町交差点までは、サイクリングロードに復帰せず住宅街の中を直進した方がスムーズかもしれません。

上の写真はその辺りからもう少し進んだところで、七北田川と梅田川の合流地点にかかる自転車用の橋です。

次は仙台東部道路という大きな道路にぶつかりますが、ここはアンダーパスが作られているので特に支障なく通過できます。その先は少し景色が変わり、のどかな田園風景がしばらく続きます(撮り忘れた……)。


県道10号(塩釜亘理線)を越えると、道路の様子が一変します。真新しい白い護岸がまぶしく、路面もアスファルトではなく護岸のコンクリートそのまま。


滑らかな路面をスーッと滑っていく感覚が気持ち良く、ついスピードを出したくなる区間です。


ここからはいよいよ太平洋に近付いてきて、南蒲生浄化センターというところで右に曲がって貞山堀沿いを進む……というのが正規のルートなのですが、道を間違えてもっと海沿いの堤防の上に出てしまいました。

本来のサイクリングロードはこちらではないものの、ブロックの継ぎ目に気を付ければ十分走れる場所なので時折すれ違うライダーはいました。


今は津波の被害を受けて更地になっていますが、震災前はクロマツの防風林がありました。大量に置かれた不思議な木の柵は、植え直したクロマツの苗木を守るための物だそうです。

かなり風も強かったので、スリックタイヤの小径車で通るのはちょっとこわい粗めの砂利道を通ってサイクリングロードに復帰。それはそれで楽しいですがおすすめはしません。


震災遺構として保存されている旧荒浜小学校や荒浜地区住宅基礎を見学し、慰霊の塔も訪問しつつ先に進みます。


自転車道そのものは再整備された真新しい道。周囲を見回すと貞山堀にかかる橋などに大きな爪痕が残っていました。


広い空と緑、運河。真新しい路面がひたすら続きます。


この区間に限らず、仙台亘理自転車道はほぼ勾配のない平地です。道路や線路を渡る時に多少のアップダウンがある程度です。


海岸沿いには「避難の丘」という小高い丘が3つほどあります。これはいちばん南側の藤塚地区にある避難の丘。ここまで来るとほぼ終点です。


丘の上からの眺めです。左から右に続いているのがサイクリングロードと並行している貞山堀で、右側から奥の太平洋に流れ込むのは名取川。仙台市と名取市の市境です。


仙台亘理自転車道は、その名の通り、元々は仙台市から名取市を通ってさらに先の岩沼市・亘理まで続く全長40km以上の長いサイクリングロードでした。震災の影響で不通区間があり、2019年にようやく名取市との市境である「閖上大橋」までの区間、つまり仙台市内の区間が全線復旧しました。現状ではここまで紹介した20km強の区間を走れます。


サイクリングロードは閖上大橋で終わりですが、橋を渡った先の「かわまちてらす閖上」まで行くと美味しいものが色々あるので、折り返し地点・休憩地点に良いと思います。駐車場の一角にバイクラックも完備されていました。


結局この日はもう少し先まで足を伸ばしたり、帰りに閖上側からサイクリングロードに入るルートがよく分からずさまよったりしたので、走行距離は60km強に。BROMPTONを買ってからそれなりの距離を走るのはこれが初めてでしたが、場所を選べば案外シングルスピードでもなんとかなるものですね。

ギア比はノーマルの54×12Tのままなので少し重めではあるものの、アンダーパスや橋のアプローチ程度なら休むダンシングで問題なく登れます。というわけで、ギア比はもう少し軽くしようと思っていたけれどこのままにしておいた方が平地での速度も考えるとバランスが良いかなと思い直しました。


一方で、新しい課題として浮上したのがハンドル周り。BROMPTON純正のSハンドルって、一般的なフラットバーと比べてもバックスイープが極端に浅いんですよね。折りたたみサイズを限界まで小さくするための仕様なのですが、長時間乗ると手首へのダメージが大きいです。

そもそもBROMPTONの利点を生かすなら効率的に輪行と組み合わせて長時間・長距離のライド自体をしないのが正しい気がするものの、ちょっとカスタム意欲が湧いてきますね。

ブルホーン化でポジションを増やすのもありですが、折りたたみに干渉しない物はかなり幅広になってしまうので適正なサイズにはならないかなぁ、と。適度なバックスイープがあって折りたたみに支障が出ない絶妙な作りのフラットバーを探すのがベストなのでしょうが、沼っぽいなぁ……。



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