ミドルレンジの新SoC「Snapdragon 690」発表、5G対応

米Qualcommは16日(現地時間)、スマートフォン用の新SoC(System-on-a-chip)「Snapdragon 690」(型番:SM6350)を発表しました。2020年後半の各社のスマートフォンに採用される見込みで、HMD Global、LG、Motorola、SHARP、TCL、Wingtechが採用を表明しています。


Snapdragon 690は、ミドルレンジ向けのSnapdragon 6シリーズの最新版です。6シリーズとしては初めて、5G通信に対応します。一足先に対応したミッドハイレンジ向け(7シリーズ)のSnapdragon 765と同様に5Gモデム統合型のSoCとなります。

最大192MPのカメラを搭載でき、120Hzディスプレイに対応。ハイエンド端末を中心に搭載されてきた高度な機能がミドルレンジに降りてくることが期待できます。高音質・低遅延を両立させたBluetoothオーディオコーデックの「aptX Adaptive」やWi-Fi 6もサポートします。

製造プロセスは8nmで、CPUは最大2GHz起動のKyro 560、GPUはAdreno 619L。現行の「Snapdragon 675」と比較して、処理性能が約20%上がるとしています。

統合型5GモデムはSnapdragon 765に搭載されている「Snapdragon X52」とは別の「Snapdragon X51」という新作。通信速度は、LTEで下り最大1.2Gbps、5Gで下り最大2.5Gbpsです。

Source:Qualcomm

筆者のひとこと
8シリーズ、7シリーズと来て、ついに普及帯の6シリーズまで5Gに対応。5G端末の価格帯の下限が一気に下がりそうです。シャープが名乗りを上げているのが気になるところで、素直に製品ラインナップに当てはめるなら次のsenseシリーズは5G対応なのかもしれませんね。

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