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ケーブル1本でノートPCを拡張できる23.8型WQHDディスプレイ「ThinkVision P24h-20」レビュー

どこでも同じ環境・データでシームレスに作業できるように、ノートPC+外付けディスプレイの組み合わせを好んで使っています。これまではLenovoの「ThinkVision P24h-10」という23.8インチ2560×1440(WQHD)のディスプレイを使っていましたが、後継機の「ThinkVision P24h-20」が発売されたので買い替えてみました。


ThinkVisionを使うようになったのは、メインのノートPCがThinkPadなので同シリーズで揃えたかったという単純な理由です。

ThinkVisionはやたらと機種数が多い割にあまり個人で買う人がいないのかレビューや比較記事がほぼ見当たらず、初めて買う人はちょっと選びにくいと思います。似たようなサイズ・解像度の機種がたくさんありますが、一応「P」が付く機種はプロフェッショナル向けだそうで。

旧型のP24h-10を買ったのは1年前。発色がそれなりにまともで機能が充実した機種、特にノートPCの充電と映像出力をケーブル1本にまとめるために「DisplayPort Alternate Mode」に対応していることを条件に選びました。


P24h-10は2017年発売で、後継機のP24h-20は今春に発売されたばかり。最新機種ですが、スペック的にはあまり変わらないように見えます。23.8インチWQHD、輝度300cd/㎡というところまでは同じですが、応答速度が4ms→6msに落ちているので同じパネルではないのかも?しかし、利便性はしっかり進化しています。


拡張性が向上しており、ハブ代わりに利用できるUSB端子が増えたほか、複数台のディスプレイを数珠つなぎにできる(母艦から出るケーブルは1本で済む)DisplayPortのデイジーチェーン機能にも対応しました。

(無いよりマシ程度の音ですが)スピーカーも追加されたので、わざわざ外付けせずに済むのも利用シーンによっては助かります。細かいところでは、スタンド部分のケーブルホルダーが樹脂製の輪から開閉・調整可能なラバーバンドに変更され、配線がしやすくなりました。


見た目で旧型から一番変わったのは台座(というより、本体は背面のロゴぐらいしか変わりません)。旧型は安っぽい丸い板でしたが、新型では小物置きになるくぼみ付きの凝った台座にアップグレードされました。Thinkカラーの差し色が入っている部分には、スマートフォンを立てかけられるというおまけ機能つき。


プロ向けのPシリーズと謳うだけあって、実売3万円台の安価な機種なのに出荷時のキャリブレーションレポートが添えられているのは驚きました。


ThinkVision P24h-20は、23.8インチWQHDという適度なスペックでハブ機能も充実。外出時にケーブル1本の着脱だけで素早くノートPCを持ち出せる「ドック」としての使い勝手に優れた機種です。

自社PCユーザー以外にもディスプレイ単品で売り込むことに成功しているDELLと比べると、LenovoのThinkVisionは物は良いのにあまり買っている人を見かけず、もったいないなあと思ってしまいます。画質も機能も頑張っていて、価格設定も含めてけっこう魅力的なんですけどね。

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