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アパホテルの最上級ブランド「アパホテルプライド」を2,370円で体験してきた

アパホテルが期間限定で1泊2,370円から泊まれるキャンペーンを実施しています。最上級ブランド「アパホテルプライド」も対象ということで、どんなものか気になったので泊まってみました。

1泊2,370円で泊まる方法


アパホテルは5月10日から6月30日まで、「新型コロナウイルスに負けるなキャンペーン」を実施中です。公式サイトまたはアプリからの予約でシングル1泊1室2,500円から泊まれます。旅行客や出張客の減少によって生じた大量の空室をリモートワークなどで有効活用してもらおうという試みのようです。

このキャンペーンと「ノーポイント割引」というポイント付与を辞退する代わりに料金が5%引きになる制度を組み合わせると、最安2,370円で宿泊できます。

「アパホテルプライド 国会議事堂前」宿泊レポート


「アパホテルプライド」とはアパホテルの上位版として2019年に発表された新ブランドです。第一弾として、2019年3月に「アパホテルプライド 国会議事堂前」がオープンしました。


千代田線・丸ノ内線「国会議事堂前駅」および銀座線・南北線「溜池山王駅」の5番出口から徒歩1分の場所にあります。一見アクセスは良さそうですが、駅の構造上、丸ノ内線や銀座線からは他路線のホームを経由してかなりの距離を歩かないと5番出口には出られないので、翌日の行き先によっては微妙かも。


17階建てで500室、アパホテルでは珍しい全室禁煙のホテルです。


エントランスやフロントは、広くはありませんが豪華に装飾されています。


1Fはフロントと朝食レストラン、2Fは駐車場と共用設備、3F~16Fが客室で、17Fに露天風呂付きの大浴場と展望テラスがあります。なお、6月30日まではバイキング形式の朝食レストランを休業しているため、素泊まりプランしか選択できません。

エレベーターはアパホテルではおなじみの、カードキーをかざさないと宿泊フロアには移動できない仕様でセキュリティを高めています。


今回は3Fの一室が割り当てられました。エレベーターを降りると大きな吹き抜けがあり、開放感のある作りです。


スタンダードルームの広さは11平米。プライドだからと言って広いわけではなく、通常のアパホテルと同じ部屋面積です。家具を質感の高い仕上げに変えたり、全室シャンデリア付きにしたりとワンランク上の内装で差別化されています。


部屋自体は狭いものの、シングルでも幅142cmの大きなベッドがあり、デスクも広々としていて滞在中に難なく仕事をこなせるでしょう。コンパクトながら機能的な部屋ではあると思います。


全室50インチ以上の4Kテレビを完備しているのは嬉しいところ。スマートフォンから転送できるキャスト機能を使えばYouTubeなどの動画も見られます。


(大浴場の画像は公式サイトから)

大浴場は22時以降はそこそこ混むので、部屋のテレビで見られるリアルタイムの混雑状況を確認してから行くのが吉。


展望テラスは10席程度の小さなものですが、立地的に何かが見えるというわけでもないので、あまり人気はありませんでした。お風呂上がりに一休みする程度でしょう。なお、展望テラスの後列は屋外につながる吹き抜けがあるため、雨の日は実質半分の席数になります。

都心では貴重な閑静なエリアに建っているため落ち着いて過ごせるホテルです。ただし、チェックイン後の飲食はちょっと不便。最寄りのコンビニが遠く、館内には妙に種類の少ない自動販売機ぐらいしかありません。一応、ドミノ・ピザを取れるようで各室にメニューが置かれていました。

「アパホテルプライド 国会議事堂前」に泊まってみた感想


「アパホテルの上位版」といっても、通常のアパホテルとの差は内装がグレードアップされる程度で、広さや使い勝手は変わりません。あくまでビジネスホテル、繁忙期に数万円出して泊まるほどではないな、というのが率直な感想です。

複数の地下鉄路線を利用でき、都心の大抵の場所にはアクセスできるのに落ち着いている立地は良いです。ただ、チェックイン後のホテル周辺での楽しみや飲食、買い物ができる場所はほぼないので、早めにチェックインして荷物を置いてから行動したい人には向かないかも。用事を済ませて夜にチェックイン、翌朝は朝イチから次の行動に移るのであれば使いやすいと思います。

Source:アパホテル

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