
楽天モバイル(Rakuten UN-LIMIT)ユーザーなら「楽天ひかり」が1年無料に
300万人到達までは基本料金を1年無料にしたり、さらに最近ではオリジナルスマホ「Rakuten Mini」を1円で販売したりと、サービス開始直後ならではの大盤振る舞いでユーザー獲得に奔走している楽天モバイルですが、6月1日からまた大物のキャンペーンが始まりました。
「楽天ひかり」が1年間無料で使える
MNO正式プラン「Rakuten UN-LIMIT」を契約したユーザーを対象に、固定回線の「楽天ひかり」を1年間無料で提供します。受付期間は6月1日~8月1日、先着10万人限定です。今回はすでにRakuten UN-LIMITを利用中の人も対象なので、早期契約組も後出しに泣くことはありません。
楽天ひかりは、NTT東西の通信網を利用するいわゆる「光コラボ」の通信サービスです。キャンペーン対象者は基本料金が1年間無料、NECプラットフォームズ製のルーターも無償で提供されます。
楽天ひかりを契約するメリット
まず「Rakuten UN-LIMIT」は建前上は無制限プランですが、実情としてはアプリのアップデートなど大容量の通信をしたい時のための通信環境は別途用意しておくのが無難でしょう。
楽天エリア内でも1日10GBの制限がありますし、au回線のローミング接続(5GB/月)となっていることに気付かずに使い果たしてしまうリスクを考えると、完全なアンリミットとは言えません。そこを補うための自宅での通信手段を低コストで確保できるというのは悪くない提案です。
データオフロードのための回線が必要という一般論のほかにも、Rakuten UN-LIMITユーザーが楽天ひかりを申し込むメリットはあります。
特に、宅内で楽天モバイルの電波を受信できない場合に役立つ小型基地局(フェムトセル)「Rakuten Casa」の設置には、楽天ひかりが必須です。他社の光回線には現状対応していません。
また、楽天のサービスを複数使うほどポイント還元で優遇されるSPU(スーパーポイントアップ)の対象サービスでもあり、無料期間中も恩恵を受けられます。

楽天ひかりを申し込む場合の注意点
無料で固定回線を使えて、さらにそれによってフェムトセル設置の条件も満たせるとなれば飛び付く人もいそうですが、いくつか注意点があります。
まず、楽天ひかりは3年契約で途中解約には9,500円かかるので、無料期間終了後も楽天モバイルを利用予定の人でないと損をする可能性があります。
また、無料となるのはあくまで月額料金で、工事費は通常通りかかるので注意。新規で回線を引くなら2万円近くかかる場合もあります。すでにフレッツ光を使っている人なら工事なしで転用できるのでキャンペーンに乗ってみても良いでしょう。
