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楽天モバイル+iPhoneで自社回線を掴んでいるか確認する方法

楽天モバイル(MNO)はiPhoneの販売や正式対応はしていませんが、「Rakuten UN-LIMIT」のSIMをiPhoneで使うことは一応でき、公式サイトに一部機種の動作確認情報も載っています。


音声通話とデータ通信はほぼ問題ないものの、ETWSが受信できなかったり、au回線のローミング利用となる場所(楽天が言うところの「パートナーエリア」)ではSMSが使えなかったりと、あくまで自己責任、サブ回線と割り切れる上級者向けな状況です。もちろん、無料通話アプリ「Rakuten Link」や契約情報の確認などに使う「my 楽天モバイル」はAndroid版のみです。

正式にサポートされているわけではないので完璧に使えないのは当たり前で仕方がないことですが、「楽天回線は無制限(※実際は1日10GB)、au回線は月5GB」という料金プランの仕様を考えると、自社回線を掴んでいるかだけはなんとかして確認しないと計画的にデータ通信できません。

おとなしくAndroidスマートフォンで使う場合はいくつか便利な方法があるのですが、iPhoneの場合はマニア御用達の昔ながらの方法で確認することになります。


その方法とは、本来はテスト目的で使われる隠し機能の「フィールドテストモード」です。似たような機能はGalaxyシリーズなどにもありますが、iPhoneの場合は長年隠しコマンドが変わっていないのでもはや隠れていないような……ありがたく使わせていただきましょう。

電話アプリで「*3001#12345#*」と入力して発信ボタンを押すと、フィールドテストモードに移ります。最初に出てくる「Main Menu」という画面から、「LTE」→「Serving Cell Info」と進むと接続中のネットワークに関する情報がいろいろ出てきます。

楽天回線かau回線を見分けるには、その中の「sel_plmn_mcc」「sel_plmn_mnc」という2行をチェック。MCCが440でMNCが11なら楽天回線、MCCが同じく440、MNCが53ならau回線です。

Serving Cell Infoを開いてから情報が表示されるまでには少し待ち時間があるので面倒ですが、「楽天回線のつもりで使っていたら実はau回線で容量を使い切ってしまった」という悲劇を避けるためにも、大容量の通信をする前には確認しておきたいところです。

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