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インドアでもアウトドアでも使える防水360度スピーカー「EarFun UBOOM」レビュー

※本記事はメーカー様からサンプル提供を受けて執筆しております。なお、金銭の授受およびレビュー内容への干渉は一切ありません。


ワイヤレスオーディオ機器メーカー「EarFun」さんから、Bluetoothスピーカー「EarFun UBOOM」をいただいたので使ってみました。2018年創業とまだ新しいのですが、フルワイヤレスイヤホンの「EarFun Free」と「EarFun Air」でCES 2020 Innovation AwardsをW受賞したという新進気鋭のブランドです。


EarFun UBOOMはIPX7相当の防水性能を備え、アウトドアでも使えるBluetoothスピーカーです。価格は5,999円(税込)。円筒形のボディから想像できるように、部屋のどこに居ても(あるいはどこに設置しても)破綻なく聞こえる「360度スピーカー」と呼ばれるタイプの製品ですね。今回は試していませんが、2台用意すればL/Rチャンネルに分けてステレオ再生も可能です。


ラバー素材で覆われた上部には、電源、音量、一時停止などのボタンがあります。山のマークは「インドアモード」と「アウトドアモード」の切り替えボタン。各モードの違いについては後述します。


側面全体から音が出るため、ファブリック素材で360度覆われています。後ろにはブランドカラーの黄色いタグが付いているのがチャームポイント。カラビナを通してリュックなどにぶら下げても楽しそうです。


防水仕様なので端子部分には分厚いフタが付いています。開閉は固めですが、安心感はあるかと。

充電端子はUSB Type-Cです。低価格のBluetoothスピーカーだとまだまだmicro USBの物も多く、スマートフォンや他の機器と端子を統一したい人的にはありがたいところ。そしてAUX端子があり、有線でも使えます。


底面には各種認証情報が書かれており、日本の技適マークもありますね(006-000732)。念のため総務省のサイトで検索してみましたが、2019年7月9日に取得されていました。


スピーカーユニットは45mm径の12Wフルレンジスピーカーが2つと低音増強用のパッシブラジエーター(振動板)で構成されています。まずは基本となる「インドアモード」で再生してみると、小柄ながら低音にボリュームがあって迫力のある音。かと言って中高音がキツいというわけでもなく、聴き疲れしません。

「アウトドアモード」に切り替えてみると音のバランスが変わり、今度はボーカルが際立ちます。中音域が持ち上げられて広い場所でも聞き取りやすそうな音に。そして、アウトドアモードという名前とは裏腹に、狭い集合住宅で使う場合もこちらのほうが適しているかもしれないと感じました。音量を絞った状態でもアウトドアモードなら低音が強すぎず、バランスの良い音になります。


500mlペットボトルぐらいのコンパクトな360度スピーカーでこれだけ鳴れば満足。防水なのでキャンプやお風呂など使い方は自由自在です。ステレオ再生のために2台買っても有名メーカーの防水360度スピーカー1台分ぐらいの値段で済むと考えると、なかなか良い製品なのではないでしょうか。

Source: EarFun, CES

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