「HUAWEI P30 lite」レビュー、発売から1年経っても売れ続ける良機種

先日、SIMフリーのAndroidスマートフォン「HUAWEI P30 lite」を購入しました。もうすぐ発売から1年が経つ機種ですが、BCNなどの調査データを見るとまだまだ売れ続けている機種なんですよね。定番ミドルレンジスマホは1年近く経過した今でも買う価値があるのか、数週間使ってみたのでレビューしたいと思います。

「HUAWEI P30 lite」ってどんな機種?


HUAWEI P30 liteは、ファーウェイの主力機種の一角「P」シリーズの廉価版です。日本ではSIMフリー版が2019年5月に発売され、キャリア版は当時の米国絡みの騒動の影響を受けて数ヶ月後に発売されました。Kirin 710を搭載するミドルレンジ機で、Pシリーズのliteモデルとしては初めてトリプルカメラを搭載しました。

今回購入したモデルは、ビルド番号に「C635」が含まれるSIMフリーのオープンマーケット版。このモデルは発売後のアップデートで楽天モバイルの自社回線対応機種となっています。

外観:オーソドックスなクセのないデザイン


まずは外観からチェックしていきましょう。前面からはP20 liteまで入っていたHUAWEIロゴが消え、ほぼ画面だけに。インカメラは水滴型ノッチで中央に配置されています。


背面は、P20シリーズ以降で定番となった横向きのデザイン。トリプルカメラとなり、より上位機種に近い雰囲気です。指紋センサーは画面内ではなく、背面に搭載されています。


右側面には電源キーと音量キー。


左側面には特に何もありません。ちなみに、フレームの材質は金属ではなくプラスチックで、銀色のメッキ塗装が施されています。


SIMカードトレイは上部に。メタルフレームではないのでエッジが甘く少々分かりづらいかもしれませんが、上下の2面はフレームを平らに削ったような形状になっているのがP30シリーズ共通のデザイン。


下部にはUSB Type-C端子とスピーカー、そしてイヤホンジャックがあります。P30とP30 liteはイヤホンジャックあり、P30 Proはイヤホンジャックなしです。

外観は至ってオーソドックスな最近のスマートフォンによくあるデザインです。抵抗なく馴染める人が多いのではないでしょうか。カラーバリエーションも鮮やかなグラデーションカラーから、シンプルなホワイト、ブラックまであり、守備範囲が広めです。

スペック・動作:過不足ないミドルレンジ機

HUAWEI P30 liteのスペック表
SoCKirin 710
RAM4GB
ROM64GB
外部ストレージmicroSDXC(最大512GB)
画面サイズ6.15インチ(TFT液晶)
画面解像度2312×1080(FHD+)
バッテリー容量3340mAh
充電端子USB Type-C
OSAndroid 9→10
アウトカメラ約2400万画素+約800万画素+約200万画素
インカメラ約2400万画素
サイズ約152.9×72.7×7.4mm
重量約159g

スペック的には、ごく平均的な過不足ないミドルレンジ機です。メモリ4GB、フルHD+液晶と多くの人がそこそこ満足に使える水準は満たしています。同価格帯でも6GBメモリや大容量バッテリーを搭載する機種があることを考えると特筆すべき性能ではありませんが、そつなくまとめられている印象。

このクラスの機種に求められるスペックは直近の1年間でそれほど大きく変化してはいないので、発売当時と比べて見劣りするということも特にないのではないでしょうか。

スペックの参考としてベンチマークアプリでの計測結果を載せておきます。


(Geekbench 5のスコア)

(3DMarkのスコア)

UI・機能:EMUI10での変化は少なめ

SIMフリー版のP30 liteには、Android 10/EMUI10へのアップデートが3月25日から配信されています。ファーウェイのアップデートは一斉配信ではなく、1ヶ月ほどかけて順次配信するという運用ですが、そろそろ全端末に行き渡った頃でしょうか。

通知が届いてからすぐにアップデートして使っていますが、あまり大きな変化はありません。Android 10自体がユーザーの目に触れる部分の変更は控えめだったというのもありますが、UIの変化としてはジェスチャー操作や、細かいところで言えばクイック設定パネルに「ダークモード」が追加されたこと、Bluetoothでの音声出力先を切り替えやすくなったことぐらい。


新機能ではありませんが、改めて使ってみて「やっぱり便利だな」と思ったのは指紋センサーを使ったジェスチャー機能。上位機種は画面内指紋認証なので背面センサーのliteならではの機能になってしまいましたが、指を伸ばさずにサッと通知パネルを開けるのは便利です。


3眼になったカメラは、超広角+広角+深度という構成。画質自体は価格相応ですが、安価な機種で120度の広角撮影ができること、はっきりした色合いでぱっと見には見栄えの良い写真が撮れることからすればこの価格帯では十分な出来かと思います。

まとめ:特筆すべき点はあまりないがバランスの取れた良機種

新機種にPlayストアを搭載できないことなど現役機種であり続けるしかない事情は抜きにしても、1年経ってもまだまだ売れているだけのことはある機種だと感じました。

性能・機能的には決して突出した部分があるわけではないものの、バランスの良いスペックに万人受けする無難なデザイン、新規参入の楽天も含めてキャリアを問わず使える対応バンドなど、多くの人が不自由なく最低限使えるラインは満たせる最大公約数的な機種です。

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