
鉄道の保線作業を体験できるマニアックなゲームアプリ「タンピングゲーム」で遊んでみた
終電後の深夜に行われる保線作業、その作業に使われる保線用機械の中では花形(?)の「マルチプルタイタンパー」(マルタイ)を再現したという、なんともマニアックなシミュレーションゲームアプリが話題になっていたので遊んでみました。
そのゲームは、オーストリアの線路工事用重機メーカー「Plasser & Theurer」が配信している「タンピングゲーム」というアプリです。Android/iOS版があり、日本語にも対応しています。
Plasser & Theurerはこの分野では大手で、日本の鉄道会社でもここのマルタイを導入しているところは多いです。実際に動いているところを見る機会はなくても、電車の窓から不思議な形の機械が付いた謎の車両を見たことがある人は少なくないのではないでしょうか。
アプリの説明によれば、「プラッサー&トイラー社の中でも特に人気のあるUnimat 08-4×4/4S、Unimat 09-4×4/4SE³、09-3X Dynamic Tamping Express、09-3X E³ Dynamic Tamping Express、Duomatic 09-2X を手に入れて、機械を操作してみよう」とのこと。人気車種だそうですが、分からん……。車種によって移動速度や作業効率が違います。
マルタイには軌道修正などさまざまな役割がありますが、このゲームでは「タンピング」という、道床(線路の下に敷かれている砂利)を突き固める作業を体験できます。
基本的には、低速で走りながら枕木と枕木の間を正確に突いていくだけ。枕木に当てると減点です。難易度が高いモードでは線路脇に障害物が出現するので、当たらないように一部のユニットを止める操作が加わります。作業ゲーですが、テンポ良く進められると意外と楽しいかも。
クリアすると「トレーニングセンターに来てもっとスキルを磨こう」というお誘いが。行っていいのか……?
Source: 日本プラッサー