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「ThinkPad X1 Yoga(第4世代)」レビュー、アルミボディーになった14型2in1ノートPC

※今回は、レノボ・ジャパン様より実機をお借りしてレビュー記事を執筆しております。

言わずと知れたビジネスノートPC「ThinkPad」の中でも、モバイル向けのプレミアムラインとして上質な機種が揃うX1シリーズ。カーボン外装の14インチ軽量モデル「ThinkPad X1 Carbon」やクリエイター向けソフトもサクサク動く高性能マシン「ThinkPad X1 Extreme」などとともに、このX1シリーズに名を連ねている2in1モデルが「ThinkPad X1 Yoga」です。


X1 Yogaは14インチディスプレイを搭載、360度回転するヒンジを備え、画面を反転させてタブレットモードでも利用できる2in1 PCです。4096段階の筆圧検知が可能なスタイラスペンにも対応します。現行モデルは2019年に発売された第4世代ですが、この世代では大きな変化がありました。「X1 Carbonの2in1版」といった雰囲気から一変、ThinkPadとしては異端なアルミボディーに生まれ変わりました。


今回は、そんなX1 Yoga(第4世代)を2週間ほどお借りして使ってみました。まずは気になるアルミボディーを観察。アルミになったらThinkBookやIdeaPadなどに近い雰囲気になるのかな、と想像していました。


しかし「アイアングレー」という濃い灰色に仕上げられているので、部屋の明かりにもよりますが引きで見ると意外と黒っぽい。樹脂やカーボンのThinkPadでも表面加工によって真っ黒ではなくちょっと白っぽく見えることもありますし、黒ではなくこれぐらいが「らしい」のかなと。アルミになったからといって“銀パソ”にイメチェンしたわけではなく、思ったよりもいつものThinkPadです。それでいて、金属筐体ならではの質感・高級感もあり……期待以上にかっこいいかもしれません、これ。


続いて、ThinkPadの魂とも言えるキーボードをチェック。配列は現行の各機種と同様で、キーストロークはX1 Carbonよりは少し浅め。キーストロークの違いと硬いアルミボディに固定されていることからか、X1 Carbonのしっとりした打鍵感とはキャラクターが違い、こちらはキレのある打鍵感で小気味良く打てます。好き嫌いはあると思いますが、2in1モデルに搭載される薄型キーボードとしては良く出来ています。

ちなみに、旧型のX1 Yogaには画面を反転させた時にキーボードが沈み込んでフラットになる「Lift’n’ Lock」というこだわりの変態ギミックが搭載されていたのですが、第4世代では廃止され、タブレットモードではソフトウェア的にキーボードを無効化するだけになりました。とてもかっこいいギミックで個人的には大好きでしたが、故障などを考えるとこのほうが理にかなっているでしょうね。


360度ヒンジは繊細でデザイン性の高い「ウォッチバンドヒンジ」ではなく、一般的な2軸ヒンジを左右に配置。安心して使い込めるのはやはりこちらのタイプです。


側面に収納されている専用スタイラスペン「ThinkPad Pen Pro」を取り出したところ。4096段階の筆圧検知が可能で、ペン先とディスプレイの摩擦面には適度な抵抗感があって違和感なく書き込めました。


PCでイラストを描いたり手書きメモをしたりとペンを使うことがあまりない方が2in1 PCを検討されている時、個人的によくおすすめしているのが「2in1だと外付けディスプレイがなくても家では好きなキーボードを使えるよ」ということ。(上の写真の例だとあまり意味がありませんが)キーボード部分を裏返して手前に使い慣れたキーボードを置けば、画面が遠すぎることもなく操作性を高められます。


X1 Yogaは4Kディスプレイを選択できるほか、Dolby AtmosやDolby Visionにも対応。一昔前のThinkPadのイメージとは違い、単に硬派なビジネスPCとしてだけではなく、動画視聴などのエンタメ用途でも存分に楽しめるプレミアムノートPCに仕上がっています。仕事にも趣味にもフル活用したい人におすすめできる機種です。

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