
GarminのGPSウォッチが「Suica」に対応、Androidでも「腕時計で改札通過」が可能に
ガーミンジャパンとJR東日本は、GarminのGPSウォッチで利用できる新サービス「Garmin Pay Suica」を発表しました。AndroidスマートフォンまたはiPhoneと連携させた対応機種で、改札通過や自動販売機での支払いなどのSuica機能を利用できるようになります。開始時期は2020年5月下旬以降。
Garmin Pay Suicaは「Google Pay」を利用し、母艦となるスマートフォンはAndroidとiOSの両方に対応。「VÍVOACTIVE 4/4S」「VENU」やマーベルコラボの「LEGACY HERO」など、5月下旬以降に発売される12機種のGPSウォッチで利用できます。
Garmin Connect Mobileアプリや専用ページから支払い設定やチャージを行うと説明されていることや、公開されたスクリーンショットに「G Payで支払う」ボタンが見えていることから推測すると、Google Payに統合された非接触決済機能ではなく、単にチャージ時のオンライン決済手段としてのみGoogle Payを利用する形かと思われます。
Source: Garmin
筆者のひとこと
Garminはその成り立ちからしてスマートウォッチというよりはGPSウォッチ、アクティビティトラッカーだよ、ということだけは「Suicaが使えるから」と手を出す人に断っておくべきかなと思いますが、意外な形でAndroidでも「腕時計で改札」が叶いましたね。Wear OSも負けずに頑張って欲しいものです。