
KDDIとソフトバンク、5Gインフラシェアリングの合弁会社を設立
KDDIとソフトバンクは、地方における5Gネットワークの早期整備を推進するため、合弁会社「株式会社5G JAPAN」を2020年4月1日に設立しました。
両社が保有する基地局資産を相互利用する「インフラシェアリング」に踏み切り、5Gネットワークの地方展開を効率的に進めることが目的。合弁会社は5G基地局の工事設計や施工管理に関する業務を行います。
出資比率はKDDIとソフトバンクが50%ずつ。代表取締役社長はKDDIから、代表取締役副社長はソフトバンクからの出向でどちらもco-CEOというイーブンな役回りとなっています。
筆者のひとこと
KDDIとソフトバンクは昨年7月に5Gのインフラシェアリングに合意しており、北海道旭川市、千葉県成田市、広島県福山市の3地域のエリア展開を共同整備の実証を兼ねて行うことが明かされていました。5G JAPANの設立で、そういった事例は今後も増えていくのでしょうね。