HMD、Nokiaブランド初の5Gスマホ「Nokia 8.3 5G」を発表

Nokiaブランドのライセンスを受けてスマートフォン・携帯電話を発売しているHMD Globalは、Androidスマートフォン「Nokia 8.3 5G」を発表しました。Qualcommの5Gモデム統合型ミッドハイレンジ向けSoC「Snapdragon 765G」を採用し、Nokia・HMD初の5G対応機種となります。

HMD製Nokiaスマートフォンの製品名は、前の数字がグレード(数字が大きいほど上位)、後ろの数字が世代を表しています。8シリーズも9シリーズのしばらく不在でしたが、「8.3」は同社の2020年モデルの中では上位機種と考えられます。Nokiaから受け継いだ「PureView」技術を取り入れたZeiss監修のクアッドカメラを搭載。メインカメラには約6,400万画素のセンサーを採用し、広角・超広角・深度・マクロの4眼構成となっています。

HMDのNokiaブランドスマートフォンはAndroid One準拠の機種も多いのですが、公式サイトの説明では8.3 5Gにそのような記述はありません。ただ、発売時点でAndroid 10を搭載しており、アップデート保証にも言及されているのでデメリットは少ないでしょう。画面サイズは6.81インチ(20:9)で本体サイズは約171.90×78.56×8.99mm。重さは約220g。カラーは「Polar Night」1色です。

Source: Nokia

筆者のひとこと
ソニーモバイルが「Xperia 1 II」でツァイスと提携したので、これまで独占契約を結んでいたHMDがどうなるのかちょっと心配していたのですが、独占ではなくなっても引き続きツァイスレンズを使っていくようで一安心。

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