
LUMIX S1の「手ブレ補正ブースト」が凄かった
パナソニックのフルサイズミラーレス「LUMIX S1」(DC-S1)を半年ほど使ってきましたが、用途的には静止画での撮影が99%。操作性やLマウントのレンズには満足していますが、動画に強いカメラでもあるボディ側の機能をフル活用できてはいません。
スチル専用機がないシステムなので、そういうもったいない部分が出てくるのは承知の上でS1を選んでいますし気にしていないのですが、先日、手ブレ補正関連の設定を見直している時に気になる機能を見つけ、動画用の機能だから自分にはあまり関係ないけれど、これはぜひ試してみたい!と思ったので試し撮りしてきました。
その機能は「手ブレ補正ブースト」というもの。LUMIX S1は、ボディ内手ブレ補正・レンズ内手ブレ補正を連動させて6.5段分の補正効果を実現させる「Dual I.S.2」や手ブレ状態スコープなど手ブレ補正関連の機能が充実しており、手ブレ補正ブーストは手持ちで固定アングルの動画を撮る場面に特化した機能です。撮影中に構図を変える場合はOFFにする前提で、最大限に補正して構図をキープしてくれます。
実際に手ブレ補正ブーストを使って撮った動画がこちら。ノーカット・無編集です。最低限安定するようにファインダーを覗いて構えましたが、特に支えになるような物はなく、普通に立って手持ちで撮っています。かなりよく効き、短時間なら三脚を展開しなくてもそこそこ撮れそう。こんな強力な機能が付いていたとは……。