約20万円の折りたたみスマホ「Galaxy Z Flip」(海外版)開封の儀

2020年2月に発表されたサムスンの「Galaxy Z Flip」は、昨年の「Galaxy Fold」に続き、折り曲げ可能なフォルダブルディスプレイを採用したスマートフォンです。日本ではau限定。海外版のSM-F700F/DSを購入したので、ひとまず開封して中身を確認しつつ、ご紹介していきたいと思います。


はじめに断っておくと、au版は約18万円、海外版を輸入すると20万円ぐらいかかるので基本的にはおすすめしません(旅行のついでに買ってくるなら海外版の方が安いかもしれませんが)。普通のスマートフォンよりは自然故障の確率が高いであろうことも考えると、色々めんどくさいですしね。

海外版にした理由は、「国内版はSIMロック解除してもau網でしか使いにくい対応バンドだから、持ち歩き端末の布陣が変わったら潰しが効かないなあ」とか「GalaxyのeSIMを見たい」とかなのであまり気にしなくて良いやつです。SシリーズやNoteシリーズのようにExynos版があるわけでもないので決定的な違いは少なく、安くてサポートを受けやすいau版を買った方が良いです。


外箱の「Z」の部分は切り抜かれていて、内箱には「Flip」の文字。


上から順に箱の中身をチェック……と言っても、他のGalaxyとあまり変わらないのですが。一番上に入っている薄い箱の中身は、専用ケースとSIMピンでした。


付属のケースは本体に貼るタイプ。一度使ったら元に戻せない付属品には基本的に手を付けないタイプなので、これはそっと箱に戻して他のケースを買う予定です。


説明の紙を取ると、いよいよ本体が登場。何やら注意書きがびっしりと書き込まれたフィルムに覆われています。防水じゃないぞとか保護フィルムは貼るなとかですね。あまりイケてないお出迎えな気がしますが、まあ特殊な機種なので仕方ないか。


本体は一旦置いておいて、下に入っている物もチェック。プレミアサービスが付帯していて、24時間対応の電話サポートや1年間の画面修理保証があります。シンガポール版なので、もしこのサービスを使う日が来てしまったら旅行に行こうと思います。


他にはイヤホンとUSB Type-Cケーブル、データ移行用の変換アダプタ、ACアダプタが付属しています。


AKG印の付属イヤホンはType-C接続。S10やNote10に付属している物とおそらく同じです。


サイズは約167.3×73.6×7.2mm、重量は約183gということで、開いた状態のサイズ感は最近のスマートフォンとしては割と普通。S20シリーズでいえばサイズ・重量ともにS20+に近いですね。


ただし、Galaxy Foldと同様に画面の縁を保護する太い枠があるので、表示面積はイコールではありません。S20+もZ Flipも対角6.7インチではありますが、縦横比が違います。Xperia 1などの21:9よりもさらに縦長で新鮮。

フォルダブル初号機のFoldと比べるとZ Flipは折り目やシワが減って通常のディスプレイに近付いたとされているものの、まだ完全に無いというわけではありません。折り目は視認できますし触っても凹凸を感じられますが、角度によってはかなり目立ちにくくなっています。


Galaxy Foldの最初期にはヒンジ周りのディスプレイを保護する構造が不十分で問題になりましたが、2019年秋に再発表された際には構造を見直して改良されていました。後発のZ Flipは改良型Foldに近い構造で、脆い部分を露出させないためのT字型のパーツが組み込まれています。

折り曲げた状態でも画面は表示できるので、少しだけ曲げれば自立させられますし、90度起こした状態なら三脚なしでも写真・動画を安定して撮影できます。スマートフォンとタブレットを1台にまとめたようなGalaxy Foldと比べると、Z Flipはフォルダブルのメリットが出る場面が分かりにくいかもしれませんが、使ってみるとそれなりに活躍するシーンはありそう。


背面は2分割されていることを除けば至って平凡な飾り気のないデザイン。ミラーパープルを選べばカラーリングの派手さで誤魔化せるのでしょうが、ブラックだとかなり地味。カメラ周りの造形も素っ気ないですし、もう一捻りしても良かったんじゃない?という気がします。正直、ヒンジ部分を隠したらミドルレンジ機と言われても違和感はないぐらいのオーラの無さです。質感はそれ相応に良いんですけどね。


ヒンジ部分にはSAMSUNGロゴ。国内版では代わりにGalaxyロゴが入っています。


上半分の外側にはカメラとサブディスプレイが搭載されています。カメラは超広角+広角。望遠は今時の画像処理技術ならソフトウェアでやってもそこそこ実用的なので、2眼ならこの組み合わせがベストかと思います。


サブディスプレイは時刻や通知を見られる程度の小さな物ですが、見かけによらず画素密度が高くカメラのプレビューなども綺麗に表示されるので、そのギャップには少々驚きました。


初フォルダブル、それに改めて考えると20万円もするスマートフォンを買ったのも初めてです。普段は「いつの間にか買っていてしれっとレビュー記事が上がる」感じでやっているのですが、久しぶりにテンションが上がる買い物だったので柄にもなく開封の儀などしてみました。もうしばらく使ってみてからちゃんとレビューしますね。

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