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新型「Xperia 1 II」でついにXperiaもツァイスレンズ搭載、でもノキア(HMD)とは少し事情が違うかも?

ドイツの名門光学機器メーカー、カール・ツァイス社とソニーのカメラ事業の付き合いは長く、1996年から提携しています。ハンディカムやサイバーショット、そして一眼レフ・ミラーレス一眼のαシリーズに至るまで数多くのソニー製品にツァイスの“青バッジ”やT*コーティングが使われてきました。

ついにXperiaにもツァイスレンズ搭載


しかし、年々カメラ性能が重視される傾向にあるスマートフォンには意外にもこれまで使われておらず、ソニーの総力を結集したと大々的にアピールされた2019年のフラッグシップモデル「Xperia 1」も例外ではありませんでした。そして、2020年2月24日、次期フラッグシップモデルとして発表された「Xperia 1 II」(エクスペリア ワン マークツー)に、満を持してツァイスレンズが搭載されます。

新機種の発表と同時に配信された「ソニーとZEISS 戦略的な協業をXperiaスマートフォンに拡充」(※リンク)というプレスリリースを読む限り、ソニーとツァイスの間で交わされた契約はあくまでレンズとコーティングだけが対象のようです。これまでカメラ事業で結んできた提携関係をそのままスマートフォンまで広げた形。

ファーウェイとライカのようなカメラ全体での画質監修ではないので、画像処理エンジンなどはこれまで通り純粋にソニー基準のはず。これまでの機種の写りを見ているとちょっと不安ですが、どのような仕上がりになっているのか気になるところです。

ノキア(HMD)のツァイスカメラ搭載スマホはどうなる?


ところで、スマートフォンにツァイスレンズを搭載すること自体はソニーモバイルが最初ではありません。かつてのノキア、そしてライセンスを受けてノキアブランドでAndroidスマートフォンを展開するHMD Globalがツァイスレンズ搭載のスマートフォンを発売しています。

HMDに関しては2017年7月にスマートフォン分野における独占契約をツァイスと結んでおり(※リンク)、これまでソニーは「スマホにもツァイスレンズを当然載せたいけれど載せられない」状況だったのではないかと推察できます。

ツァイスレンズ搭載のXperia 1 IIが登場したということはHMDの独占契約は切れたものと考えられますが、独占ではなくなっても今後の新機種にもツァイスレンズを搭載していくのかは気になるところですね。

HMDの場合は「カメラ全体」の共同開発契約だった

2017年当時のHMD Globalのプレスリリースを読むと、ソニーの場合のようにレンズだけにツァイスが関係しているわけではないことも分かります。光学設計だけでなくソフトウェアも含め、トータルで画質向上を図るための共同開発を行っていたようです。

レンズ交換式カメラと違ってスマートフォンのカメラはトータルで良くしていかないとあまり意味がありませんし、一部だけ協力してブランド力を借りるよりはこちらの方が実利のあるやり方な気はしますね。

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