
「AQUOS zero2」の高速表示にはゲーミングメニューの設定が必要
「AQUOS zero2」に搭載されるシャープ製の有機ELディスプレイは、120Hz駆動と残像感を減らす黒画面挿入を組み合わせた高速表示が可能です(※1)。AQUOSスマートフォンの高速表示は、先代のAQUOS zeroはもちろん、液晶モデルでは「ハイスピードIGZO」として数年前からおなじみの機能。これまでなら「設定→アプリ」から高速表示させたいアプリを選んで設定……というのが恒例でしたが、AQUOS zero2では仕様が少し変わりました。
(※1:公式では「4倍速」と表現されていますが、これを4倍速というのはちょっと……ということで、本記事では「高速表示」とします)


AQUOS zero2の高速表示は「ハイレスポンスモード」という名称で、ゲーミング設定の一部となっています。これを使うには、高速表示させたいアプリをゲーム扱いで登録しておく必要があります。ゲーム以外のアプリもゲームモードの対象アプリにできるので、どうしても高速表示でTwitterをしたいなら「Twitterはゲーム」と言い張ればできなくもありません。
ただ、ゲームアプリ以外を高速表示のためにゲームモードの対象にすると、ゲーミングメニューやゲーム用の画質設定も付いてくることに。“Twitter 攻略”で検索……?
ゲーミングメニューを通知に表示させないようにしたり、ゲーム画質の設定を切ったりすることはできるのですが、これらはゲームごとに選択できるわけではないので、ゲーム以外のアプリを高速表示させることを優先すると今度はゲームプレイ時に機能を活かせないことになります。
zero2は初代よりもゲーミング用途にターゲットを絞った見せ方をされていますが、そのために今までできたことができなくなってしまったのは残念。黒挿入なしでも良いので、通常のアプリを裏技なしで高速表示させられる設定を追加してほしいです。
大幅値下げ中の「AQUOS zero」SIMフリー版をAmazonで見る
