【週刊PT-1000をつくる】Part 3:チューブラータイヤ交換とワイヤリング

▼Part 2はこちら


前回までの作業でだいぶ自転車っぽい形に。あとはタイヤ交換とブレーキワイヤーとシフトワイヤーの配線、変速調整をすれば完成です。もうちょっとだけどめんどくさい作業だらけ。

ちなみに、前回すでにパーツは揃っていたのに配線しなかったのは、フレームの純正再塗装ができそうならしようかなと思っていたため。パナソニックサイクルテックではPOS(パナソニックオーダーシステム)のスポーツ自転車ならメーカー工場で現行カラーに再塗装できるというサービスを行っているのを知っていたので、これって非POSのロードバイクはダメだよね……?という問い合わせをダメ元でしてみました。やはりダメだったのでそのまま次の作業に進みます。まあ、完成してみてまだ乗れそうなコンディションならいつかはどこかのショップで塗ってもらうかもしれません。

チューブラータイヤの交換


古い規格のロードバイクですし、当然のようにチューブラー用のリムの手組みホイールが付いています。チューブラータイヤは触ったことがなかったのでさぞめんどくさいんだろうな~と思いつつ、まずは古いタイヤを外します。フロントはきれいに取れましたが、リアはリムにボロボロのテープが残りまくり……ん?テープ?

年代的に当然リムセメントで装着されているだろうと予想していたのでこれは意外。他の部分の状態からしても長期間放置されていた自転車ではないだろうと思っていましたが、意外と最近(最近というほどの物でもありませんが)まで乗られていたのかも……?話は変わりますが、タイヤ交換の最中にスプロケットをまじまじと見ると、「どうせUGだろう」と思っていたのがHG、それも2020年現在でも新品が出るCS-HG30であることが判明。消耗品に悩まずに済みそうです。


古くなったテープと格闘しつつ、なんとか前後ともきれいな状態に。


ご老体に鞭を打って攻めることもないでしょうし、通勤や通学に使うわけでもないので雨の日は乗らないでしょうし、どういう方向性にしてもあまり高いタイヤを入れる必要はないかなとチューブラー最安クラスの「Vittoria strada」に決定。練習用という位置付けらしいです。もちろんリムセメントではなく楽ちんなチューブラータイヤで固定。ミヤタさまさまです。


チューブラータイヤの装着は文字に起こすと面倒に見えますが、やってみるとそうでもないかなという感想でした。リムにテープを貼って端だけ剥離紙を外に出しておき、タイヤをはめて少し空気を入れてセンターを出し、剥離紙を抜いて空気も抜いてリムにしっかりタイヤを押し付け、最後に規定空気圧まで空気を入れ直せば完成。

一番大変なのはタイヤをはめるところですが、事前にタイヤだけの状態で規定空気圧まで一旦空気を入れて放置しておくと、クセが取れて簡単にはまるのですね。


前後バラバラの古タイヤから新品に変わり、だいぶまともな自転車っぽくなってきました(本当に?)。

ブレーキワイヤーの配線


(ほぼ写真を撮らずに作業を終えてしまいました)

アウターケーブルのカット後の処理にやや手間取ったものの、難なく完了。しょせん紐を通して引っ張ってるだけなんだなーと、触って仕組みを理解すると逆に怖くなるやつ。ケーブルが少し短かったのか切断面の処理が甘かったのか、リアのフィーリングが若干気になりますが、まず問題なく止まるようにはなりました。

シフトワイヤーと変速調整


リアディレイラーは現行のClaris RD-R2000に交換。せっかく絶滅危惧種のフリクション/インデックス切り替えができるレバーが付いているので、それを活かさないのはもったいないだろうと8速用のリアディレイラーを選択しました。シフターやスプロケットは7速ですが、7速と8速はギアの厚みもピッチも同じなので8速用のリアディレイラーを流用できます。さすがに現行品で7速のリアディレイラーを探すとグレードが下がりすぎてしまうのでこの方法をとりました。


Wレバー(もうWじゃないか……)でフロントシングルなので、ワイヤリングは至って簡単。トップとローの位置決めをしてチェーンをかけ、実際に変速させてみながら調整作業に入ります。フリクションだけで使うならチェーンが落ちないようにだけ調整しておけば済むので一瞬で終わりますが、今回はインデックスでも使いたいので結局STIを使う場合と同じような作業が必要になります。

ああでもないこうでもないと30分ほど格闘しつつ、それなりの状態に。どうしてもインデックスモードでローから2枚目が飛んでしまうのですが、新品チェーンと使い古しのスプロケットの組み合わせなので仕方がないのかも。まとめて交換すれば良かったですね。

完成、いよいよ試走へ


ペダルはやっぱり三ヶ島(MKS)、Quill 2Kという古いモデルの未使用品が手に入ったのでこれを使いました。バーテープはひとまず安物。変な自転車遍歴をたどっているおかげで実はバーテープって巻いたことが無くてですね……練習がてら粘着剤なしのノーブランド品を巻いてみました。次回は試走してみて、完成した自転車を紹介します。

「Apple Watch Series 3」セルラーモデルの未使用品がイオシスに大量入荷、ステンレススチールでも3万円台

eSIM&FeliCa対応の3.6インチ小型スマホ「Rakuten Mini」レビュー

関連記事

  1. STEPS E8080を搭載したクロスバイク、ミ…

    シマノのe-bikeシステム「STEPS」が日本に上陸したとき、最速でSTE…

  2. フルサスeMTBの最高峰、85万円の「eONE-…

    街乗り向けから本格的なeMTBまで、幅広くe-bikeをラインナップしている…

  3. 実はほぼMERIDA?ミヤタのグラベルe-bik…

    ミヤタが2020年モデルとして発表した「ROADREX 6180」は、舗装路…

  4. 「e-bike」と日本的「電動アシスト自転車」の…

    e-bikeブームの起点は欧州市場ですが、その一方で日本にはもう30年近くも…

  5. e-bike専門ブランドが送る独創的なミニベロ、…

    e-bike専門ブランドのBESV(ベスビー)は、PC用の液晶ディスプレイな…

  6. シマノのe-bikeシステム「STEPS」ライン…

    シマノは、欧州市場では2014年からe-bike用ユニットシステムを供給して…

  7. BOSCHのe-bikeシステムラインナップ(海…

    日本でもTREKやBianchi、Ternなどが販売している「Bosch e…

  8. 驚異の航続距離225km、GIANTのe-bik…

    GIANTが2018年秋に発表した「ESCAPE RX-E+」は、クロスバイ…

PAGE TOP