Androidスマホで「GigSky」のeSIMを使う方法

「GigSky」はアメリカのプリペイドSIM会社で、国際ローミング対応のeSIMデータ通信サービスを提供している通信事業者のひとつです。海外の通信事業者ということでなんとなく不安、ハードルが高いと感じる方もいるかもしれませんが、日本でもauがiPhoneユーザー向けの海外旅行用SIMとしてGigSkyのeSIMを取り扱っていますし、一定の信用はできるサービスだと思います。


iPhone専用のサービスというわけではなく、Androidスマートフォンでも利用可能。まだ対応機種は限られますが、Pixel 4シリーズなど国内でもeSIM対応端末が登場し始めています。今回は、楽天モバイルの「Rakuten Mini」を使ってGigSkyのeSIMを試してみました。

設定方法


eSIMの設定方法は通信事業者によって意外と差があるのですが、GigSkyは専用アプリを入れてそこから設定を進めていくタイプ。QRコードを使って登録するタイプではないので、eSIMを使いたい端末が1台だけ手元にあればすぐに設定できます(別の端末でQRコードを表示させたり、QRコードを印刷したりする必要はありません)。

この手のサービスは「どこの国に行ってもプリペイドSIMを買いに行く必要がなく、アプリでポチポチとプランを買うだけで通信できる」というのが本来の使い方。しかし日本で使えるプランもあるので、国内での予備の通信手段としても使えます。

今回は特に渡航予定がなかったので、日本で使うためのプランを選択。1日だけ使うなら日本専用のプランよりもアジア22ヶ国対応の地域プランのほうが安かったので、そちらを選びました。800MB/1日で1,200円。

メールアドレスやパスワードを入力して会員登録。すでにGigSkyを利用したことがある人(Android以外でも可)は新規作成せずにログインで構いません。クレジットカードの情報を入力して支払いが済んだら、いよいよeSIMプロファイルのダウンロードが始まります。

SIM情報が端末に内蔵されたeSIMに書き込まれ、GigSkyのアプリを再起動すると契約中のプランが表示されます。

iPhoneでGigSkyを使う際はeSIMプロファイルをダウンロードして主回線の選択をすれば設定完了なのですが、Androidの場合はもう少しだけ必要な作業が残っています。

「設定」→「ネットワークとインターネット」→「モバイルネットワーク」→「アクセスポイント名」と進み、通常のSIMカードの場合と同じようにAPN(接続先)の設定をします。必要な情報はシンプルで、APNの欄に「gigsky」と入力するだけ。名前は接続そのものとは関係ないので、自分で見分けやすいように付けておきましょう。


これで設定完了ですが、もし繋がらない場合はモバイルデータやローミングがオフになっていないかチェックしてみてください。

参考:日本国内でのGigSkyの通信速度

参考までに、日本でGigSkyを使ってみた感想を少しだけ。他のサイトの記事(参考:ガジェットショット)を見ると同じ端末・同じプランでもソフトバンクにローミングされたという人もいるのですが、私の環境ではドコモでした。接続状況などで振り分けられているのでしょうかね?

夜間のテストなので速度についてはあくまで参考値ですが、下り40Mbps近い速度を記録。ローミングなのでPing値で400msを超える応答速度の遅さは気になるものの、上下ともにスループットは十分実用的な速度でした。料金的に常用することは考えにくいものの、SIMカードの紛失時や一時的にサブ機の通信回線を用意したい時など、簡単な手続きですぐに使えるというメリットはありますね。

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