
mixiの決済サービス「6gram」の招待が来たので使ってみた
2019年11月にひっそりとリリースされたmixiの決済サービス「6gram」。今までのカード(5グラムぐらい)に1グラム足した……といううまいこと言ってるようなよく分からんようなぼんやりしたネーミングはさておき。
まだ招待制でテスト運用をしている段階なので、ユーザーに招待してもらうか、予約をしてmixiからの直接招待を待たないと使えません。1ヶ月ほど待ってようやく招待が来たので、さっそく登録してみました。


招待状はレシート風の凝ったデザインでした。会員登録時にはSMS認証とニックネームの入力のみで、チャージや後述のグループ作成をする際に必要事項を入力していく形。このため、設定らしい設定はなく数ステップですぐにトップ画面が表示されました。
トップ画面はこんな感じ。6gramはアプリ内で複数のバーチャルプリペイドカードを発行できるサービスなので、ここに発行したカードが並びます。カードのブランドはJCB。
まだ申し込みはできませんでしたが、リアルカードの発行も予定されているようです。


試しにバーチャルプリペイドカードを発行。カードデザインを選べるのはこの手のサービスではありがち。まあ、用途別に使い分けたい場合などに見分けは付きやすいでしょう。
チャージに使える銀行口座は、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行、関西みらい銀行。少ないですが、決済サービスに厳しいことで有名な三菱UFJに最初から対応しているのはすごいかも。
クレジットカードでのチャージも可能で、3Dセキュア必須の仕様でした。
チャージ額は1回20万円まで。
コード決済はありませんが、FeliCaを使った非接触決済には対応しています。Google Payに登録してQUICPay+を利用できます。
正直、バーチャルプリペイドカード自体は目新しいものではなく、なぜいまさら?という感想。
ただ、複数人でチャージして共有の財布として使えるグループ機能はいろいろな使い方ができそうです。既存のサービスでは仮にできてしまっても規約上やってはいけないタイプの使い方でしたし、需要はあるのではないでしょうか。還元や後払い以外の価値提案という意味で、面白いサービスだと思います。
Source: 6gram