【スマホ用語辞典:第93回】ノッチ、パンチホールってなに?

近年のスマートフォンでは、前面のほとんどを画面にしたベゼルレスデザインが主流です。これを「画面占有率を上げる」「狭額縁化」などと言いますが、そのためには画面以外のパーツの配置も工夫する必要が出てきます。

受話口は隅に寄せたりフロントパネルと一体化させたりできますし、指紋センサーは背面や側面に搭載するか、最近では画面内に組み込むこともできるようになりました。しかし、どうしても前面になければ意味がない、そしてセルフィー需要の高まりで無視もできないのが「インカメラ」です。

極端に小型化して画質が犠牲になってしまっては本末転倒ですし、スペースが空いているからといって下側などあまり偏った場所に配置すると今度は「いい角度で撮れない」なんて声が聞こえてきます。

そこで、画面の一部を切り取ってインカメラのための場所を確保してしまえばいいじゃないか、という発想から生まれたのが「ノッチ」や「パンチホール」。ノッチは画面の一部(ほとんどの場合は上端の中央付近)に切り込みを入れてインカメラを逃がし、パンチホールは画面のどこかに穴を開けてインカメラを組み込みます。

もっとも、ノッチやパンチホールはあくまで過渡期の技術という見方もできます。インカメラを使う時だけ端末上部からカメラユニットがせり出す機種や、使わないときは画面の一部に溶け込ませる技術(パンチホールのような非表示領域が生まれない)を開発するメーカーも現れています。

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