【スマホ用語辞典:第92回】MVNEってなに?

MVNOは、大ざっぱに言えば大手キャリア(MNO)の回線を借りて通信サービスを提供するビジネスモデルです。しかし、再販型MVNOと呼ばれる「SIMを預かって売るだけ」の提供形態を除けば、ネットワーク設備の一部を自前で用意しなければならないため、まったくノウハウのない業者がいきなり参入できるほど単純でもありません。

2020年時点で一般的な提供形態となっているL2接続型MVNOの場合、パケット中継装置を管理・運用することがひとつのハードルです。そこで、卸売の交渉や相互接続、顧客管理、課金、通信事業を営むための届出などのノウハウを持つ事業者が間を取り持つケースが多いのです。

このMNOと新規MVNOの橋渡し役がMVNE(Mobile Virtual Network Enabler)です。日本では、MVNE自身もエンドユーザー向けにMVNOを運営する傍ら、他のMVNOに向けてこのようなビジネスも行うケースが多いです。たとえば、IIJやソニーネットワークコミュニケーションズはMVNEとMVNOの両方の事業を行っています。

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