【スマホ用語辞典:第90回】HEIFってなに?

HEIF(ヒーフ)とは、2017年に提供開始されたiOS 11以降のiPhoneやiPadで使われている画像ファイルフォーマット。従来使われていたJPEGよりも高いレベルで画質と圧縮率を両立できる、つまり画質を維持したまま写真1枚あたりのファイルサイズを小さくできる規格です。また、深度情報などもまとめて記録できます。拡張子は.heicまたは.heifです。

2020年現在ではAndroidでもHEIF画像の表示には対応していますし、Windows 10でも拡張機能をインストールすればHEIF形式のファイルを開けます。対応状況は改善されつつありますが、互換性を重視する場合はiPhoneの撮影設定をJPEGに戻すことも可能です。

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