【スマホ用語辞典:第86回】白ロムとか赤ロムってなに?

中古のスマートフォンなどを売買する際に、「白ロム」「赤ロム」といった単語がよく出てきます。見慣れないと何のことやらという感じだと思いますが、これらは「携帯キャリアから見てその端末はどういう状態なのか」を示していて、一番最初にその端末を買った人(キャリアから見れば契約者)の行動によって変化します。

一番気にしなくてはいけない「赤ロム」から説明すると、これは分割払いで購入した端末の代金を踏み倒した場合など、端末に通信制限をかけられた状態です。「白ロム」は反対に正常な状態、譲渡しても問題ないまっさらな状態です。

実はこれらの用語、元をたどると、今のようなSIMカードが存在せず、契約情報を端末に直接書き込んでいた時代の名残です。このため、本来の意味は上記の限りではありません。

参考までに、かつて使われていた関連用語を解説しておくと、契約情報を書き込む前の端末が「白ロム」、書き込んで使える状態になった端末が「黒ロム」。「赤ロム」は今とほぼ同じ意味でした。

店頭在庫などで電話番号は書き込まれているけれどまだ契約されていない“契約待ち”の状態は「半黒ロム」。解約されたけれど契約情報が端末から消去されていない状態(紛失・盗難による解約時など)は「灰ロム」と呼ばれていました。

elibomの「スマホ用語辞典」では、携帯電話・スマートフォン関連の用語を中心に、「よく聞くけど、どういう意味?」とちょっと気になるキーワードを、なるべく短く、わかりやすく解説しています。ほかにも気になる単語がある方はこちらへ(※リンク)。

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