
WF-1000XM3の「ケースの電池残量」がアプリで見られるようになっていた
以前レビューしたソニーのフルワイヤレスイヤホン「WF-1000XM3」。その後も使い続けていて音質やノイズキャンセリング性能には満足しているのですが、少し不満なところも。一番の不満は通信の安定性なのですがそれはさておき、若干使いにくいなと思っていたのが「ケースの電池残量が分からない」ということでした。

イヤホン本体の電池残量はスマートフォンのアプリやクイック設定パネルで見られますし、ケースから取り出して電源が入った時に残量を教えてくれるのでだいたい把握できます。しかしケースの電池残量を見る方法がなく、電源ON時にイヤホンから流れるアナウンスが100%ではなくなった時に「あ、充電されてないってことはケース側の電池がないのか」と間接的にようやく分かるという仕様でした。
充電ケース込みで考えるとWF-1000XM3の電池持ちはそこそこ良く、週5日、1日2時間程度という私の使い方では充電頻度は2週間に1回ぐらい。頻繁に充電が必要なわけではないのであまり意識しませんし、イヤホンを取り出した時に「お、今日は帰ったら充電しないとな」と分かっても、電源投入時にしか分からないんじゃ覚えてられんわ、というのが正直なところ。
しかし、実は2019年11月26日のアップデートでケースの電池残量をアプリから確認できるようになっていたのです。普段はHeadphones Connectアプリをわざわざ開くことがほとんどないので気付きませんでしたが……。
左右のイヤホンと充電ケース、3つの電池残量がアプリのトップ画面に表示されるようになりました。ケース自体に通信機能はないのでイヤホンを取り出した時にだけ更新される仕様ですが、十分でしょう。
ただ、この仕様変更に2ヶ月近く気付いていなかったことからもお分かりのように、Headphones Connectアプリを見ることなんてアップデートの通知が来たときぐらいしかないんですよね……次期モデルではケースに残量表示を付けて欲しいなーと思っています。
Source: SONY