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Pixelシリーズ+ソフトバンク系無制限SIMの組み合わせではテザリングできないので注意

有象無象のさまざまな業者が販売している「ソフトバンク回線を使った謎の安いSIM」。無制限だったり、100GBだったり、それでいて目を疑う安さだったり……少し前までは“民泊オーナー向け”という建前がありましたが、最近はその限りでもないようです。

この手のSIMがどういう仕組みで流通しているのか、ここでは多くは語りませんが、ひとつ言えるのは「ソフトバンク本家と同じSIMが手に入る」(再販型)というのが多くのサービスで共通している特徴です。これは通信品質の面や接続型MVNOと違ってBand 41も使えることなどユーザー的にはメリットもあるのですが、「使う端末によってはテザリングができない」というデメリットも隠れています。


無制限SIMの類はルーターとセットで提供されるところが多い一方、スマートフォンで大容量のデータ通信用回線として使いたい人もいるはず。SIM単体で提供しているところもありますね。

そこで悩むのが端末選びですが、ソフトバンク回線だからソフトバンクの端末を使うのが良いだろうと安易に選んでしまうと大容量回線のメリットを活かせなくなります。

スマートフォン契約の通常のソフトバンク回線には「テザリングオプション」というものがあり、ソフトバンクが販売する端末にはテザリングオプションの加入をチェックしてからテザリング機能を有効にするという判定が組まれています。

ソフトバンク回線のMVNOのSIMであれば、最近の機種なら「テザリングオプションには入ってないみたいだけどMVNOだから関係ないな」という具合にテザリングOKと判定されるようになっているのですが、良くも悪くも本家契約と同じSIMが発行される無制限SIMの場合、端末から見れば「ソフトバンク契約のSIMだな、テザリングオプションに入ってないからダメ」という判定になってしまうんですよね。こればかりは仕方ない。


なので、ソフトバンク系無制限SIMをスマートフォンに入れてテザリングもしたい人は、Bandが適合するSIMフリースマートフォンを探して使うのが一番ラクです。でもPixelシリーズでは無理だよ、というのが今回の本題。

Pixelシリーズは少々特殊で、iPhoneのようにキャリアによるカスタマイズが施されていない状態で出荷されます。ドコモで買ったPixelでも、ソフトバンクで買ったPixelでも、Googleストアで買ったSIMフリー版でもソフトウェアは同じです。このため、ソフトバンク以外で買ってもテザリングオプションの判定があるので、無制限SIMを入れるとソフトバンク端末と同じように「テザリングオプションに入っていないからダメ」となってしまいます。

Pixel以外でも「ソフトバンク版もSIMフリー版もある機種」や「ソフトバンク版も他キャリア版もある機種」は多数ありますが、ソフトウェアまで含めた完全な共通仕様という機種はほぼないのであまり関係ないでしょう。ただ、ソフトバンクでの取り扱いがあったNexusシリーズの一部機種でも同じことが起きる可能性が考えられます。

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