Googleの開発者向けサイトに謎の「ドコモ版Pixel 4」が出現

GoogleのPixelシリーズは、日本に初上陸した「Pixel 3」の時にはドコモとソフトバンクの2社とGoogle ストアで販売され、次に登場した廉価版「Pixel 3a」でも販売体制は同じ。しかし、2019年秋に発売された新フラッグシップ「Pixel 4」ではドコモが抜け、ソフトバンクとGoogle ストアのみとなりました。


ところが、Googleの開発者向けサイトを見ると面白い発見がありました。

Pixelシリーズはあくまでコンシューマー向け製品で、以前のNexusシリーズのような純粋な開発者向けリファレンス端末ではありませんが、Google自身が提供する最新バージョンのOSをいち早く使える機種なので、Nexusの流れを汲んで開発者向けの情報公開もされています。通常はOTAで配信されるファクトリーイメージを開発者向けサイトでファイルとしても提供しているのはその一環です。


ここでは利用しているモデルを選んでファクトリーイメージをダウンロードできるのですが、ソフトバンク版の「10.0.0 (QQ1C.191205.016.A1, Dec 2019, SoftBank, TW carriers)」やGoogle ストア版の「10.0.0 (QQ1C.200105.004, Jan 2020, TW & JP)」とともに、「10.0.0 (QQ1D.200105.002, Jan 2020, NTT DOCOMO)」というドコモ版のファイルがなぜか並んでいます。Pixel 4、Pixel 4 XL用のどちらもあります。

Pixelシリーズの場合、キャリアごとに目立った違いがあるわけでもないので実際にファイルをダウンロードして覗いて見ても特に変わったことはないだろうと思われますが、ソフトバンク版やGoogle ストア版のように他のモデル(台湾版)と共通というわけでもないドコモ版のためのファイルのようですし、なぜ公開されているのか不思議ですね。

少なくともGoogle側はドコモにも納入する準備をしていた、ということでしょう。「これから発売される」または「発売予定だったがキャンセルされた」という2つのパターンが考えられますが、あえて発売を遅らせる理由があるとしたら、法規制をクリアしてSoliを使えるようになってから、というぐらいでしょうか。

5G開始間近に数ヶ月遅れで10万円クラスの4G端末を売り出すとは考えにくく、個人的にはキャンセルされたという説が濃厚かと思います。Pixel 3末期の売り方を見るに販売が好調だったとはあまり思えず、先述のようにハイエンドクラスは5G開始直前の微妙な時期であることも考慮すると、法改正で今までのような在庫処分の仕方もできない以上は販売機種を慎重に選定せざるを得ないのかもしれませんね。

Source: Google

【スマホ用語辞典:第48回】5Gのプレサービスってなに?

360度カメラも1インチセンサーも選べるモジュール式アクションカメラ「Insta360 ONE R」発表

関連記事

  1. ニトリの最安家具は買ってはいけない?地雷かなと思…

    少し前の話になりますが、私はこの春に引っ越しをしました。その際にいくつか家具…

  2. 「UQモバイル沖縄」の意外な違い

    携帯キャリアが地域ごとに別会社だった時代はとっくに終わっていますが、沖縄県に…

  3. 実はモブログ向きに進化していた「WordPres…

    ※この記事は、「WordPressの小技 Advent Calendar 2…

  4. 懐かしのUIを楽しむ謎ゲー「Progressba…

    Windows 10がリリースされてから早4年、お金を払って数年おきにパソコ…

  5. ハンドメイドSIMピンの「feliz」さんから素…

    以前にも取り上げた、ハンドメイドSIMピンの「feliz」さん。Twitte…

  6. ずっと行ってみたかった「和菓子 福吉」に聖地巡礼…

    ※この記事は、「ゆゆ式 Advent Calendar 2019」の10日目…

  7. Advent Calenderを作りました、そし…

    エンジニア界隈やブロガー界隈で毎年ちょっとした話題になる、「Adventar…

  8. 手元のスマホで寿司を注文!くら寿司の「スマホde…

    回転寿司チェーン「くら寿司」の一部店舗で、7月から「スマホdeくら」というサ…

PAGE TOP