
ビックカメラの初売りで忘れ物防止タグ「Tile Mate」を半額でゲット!
Bluetoothを使った忘れ物防止タグというガジェットがここ数年で増えてきましたが、「わざわざ買うほど物をなくしたこともないし……」となかなか試す機会がないまま2020年を迎えてしまいました。
そんな折、ビックカメラの初売りで忘れ物防止タグ「Tile Mate」が半額の1,000円ポッキリで買えるという情報が飛び込んできたので、さっそく買いに出かけました。
やってきたのはビックカメラ有楽町店。売り場の配置は店舗によって違うと思いますが、ここではスマートフォンアクセサリー売り場の片隅に忘れ物防止タグのコーナーがありました。
お目当てのTileももちろんある……と思いきや、肝心のTile Mateの札がありません。一歩遅かったか、と思いつつダメ元で在庫があるか聞いてみたところ、ラスト1個を無事に確保できました。
ビックカメラでのTile Mateの通常価格は2,016円。初売り価格は税込で1,000円ちょうどなのでおよそ半額です。太っ腹。
後述する忘れ物防止タグの仕組みを考えると、ユーザーが増えれば増えるほど既存ユーザーにもメリットがある、というよりもユーザーがある程度いないと成立しない仕組みなので、こういう思い切った施策も必要なのかもしれませんね。
ちなみに、今回のセールは店頭限定。在庫があれば1月13日まで1,000円で購入できるそうです。
開封してみました。電池交換対応のタグということで他製品よりは大きめなのかなと思っていましたが、意外と気にならない大きさです。軽いのでバッグなどに入れておく分には普段はまったく意識せずに使えそうですし、長財布なら財布にも無理なく入れておけると思います。
手近にあった物だと、エニタイムフィットネスのセキュリティキーと同じぐらいのサイズ。
初Tileなので、まずはスマートフォンにアプリを入れて会員登録から。登録に必要な項目はメールアドレスとパスワードなど最低限の内容で、アプリもごちゃごちゃしておらず好感が持てます。
この手の忘れ物防止タグは、GPSなどでタグ単体で位置情報を得る術を持っているわけではありません。なくすと困る物にタグを入れておくと、ユーザーネットワークの力を借りて探し出すことができます。
専用アプリをインストールしたスマートフォンをユーザーたちが持ち歩き、紛失物とすれ違うことではじめて場所がわかるのです。なので、たとえば山奥でアウトドア活動中になくしたといった場合には無力。ある程度ほかのユーザーとすれ違うことを期待できる都会向きのシステムです。
もうひとつの使い方として、部屋の中で見失ってしまった場合などはスマートフォンからTileのブザーを鳴らして探し物を見つけ出すことができます。反対に、Tileのボタンを押すとスマートフォンから音が出て置き場所がすぐに分かります。これらの使い方は1人で完結できますし、1,000円ならまずはこのために買ってみて、周りの人に徐々に布教してみるのもありかもしれませんね。