【スマホ用語辞典:第33回】フルMVNOってなに?

大手キャリアのネットワークを借り受けて通信サービスを提供するのが「MVNO」(仮想移動体通信事業者)。モバイルルーターなどに多い再販型MVNOというビジネスモデルもありますが、世間的にMVNOと呼ばれるものの多くは接続型MVNOです。接続型MVNOの場合、「大手キャリアから借りている部分」と「自前で持っている部分」(あるいはMVNEという間に入る事業者が持っている部分)の境目が必ずあります。

では、「フルMVNO」とは何かというと、現在日本で普及しているレイヤー2接続またはレイヤー3接続のMVNOよりも自社で運用する範囲が広く、裁量の大きいMVNOです。具体例としてはIIJmio(タイプI)がフルMVNOにあたります。

フルMVNOのメリットのひとつとして、加入者管理機能(HLR/HSS)がMVNO側にあることが挙げられ、自前でSIMカードを発行できるのでサービスの自由度が上がります。たとえば、IIJmioが物理的なSIMカードを発行しないeSIMサービスをいち早く独自に提供できたのもフルMVNOであるがゆえのことです。

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