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マルチメディア放送サービス「i-dio」、2020年3月末で終了

ジャパンマルチメディア放送、東京マルチメディア放送、北日本マルチメディア放送、中日本マルチメディア放送、大阪マルチメディア放送、中国・四国マルチメディア放送、九州・沖縄マルチメディア放送は、マルチメディア放送「i-dio」を2020年3月31日をもって終了すると発表しました。

i-dioは、地上波アナログ放送の跡地であるVHF帯を利用するモバイル向けの放送サービスとして、2016年3月に開始。音声放送を中心に、専用アプリではデータ放送を組み合わせたマルチメディア放送を実施していました。受信機としては、開始当初に無償配布(レンタル)されたWi-Fi接続のAndroid/iOS対応チューナーのほか、チューナー内蔵のSIMフリースマートフォン「i-dio Phone」がコヴィアから発売されました。

なお、2019年度末で終了するのは一般放送のみで、喜多方市、焼津市、加古川市で提供されている「V-ALERT」というi-dioの仕組みを利用した防災情報システムについては、2020年4月以降も継続して提供されます。

Source: ジャパンマルチメディア放送

筆者のひとこと

開始当時、とりあえずチューナーは受け取ってみたものの「全然つながらねー!」と、使いにくさとコンテンツにすぐに飽きてしまいました……。当時終了間際だった「NOTTV」の大失敗を目の当たりにした後だけに、正直あまり期待していた人はいなかったのではないかと。大前提として、スマホにわざわざチューナーを繋いで屋外でしかほぼ繋がらない放送を聴取するというコンセプトは時代にそぐわないでしょう。

ただ、つい最近まで北海道にも進出してみたり「i-dio HQ」という高音質サービスを始めてみたりと負け戦なりに色々手を尽くしていた痕跡はあります。しかし、粉飾してでも力づくで推し進めてきたエフエム東京が今秋に降りた時点でもはや継続不可能、遅かれ早かれ無くなるだろうとは思っていましたが、あっけない幕引きでしたね。

空き地に戻るVHF-Low帯の転用を考えると、すぐには廃止できないV-ALERTという足かせができてしまったのはなんとも……。

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