MVNOにも同時期に5Gを――総務省がMNO3社に要請

総務省は、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの3社に「MVNOに対する5Gサービスの提供に係る機能開放に関する要請」を行ったことを明らかにしました。要請の内容は以下の通りです。

1. 自らが利用者向けに5Gサービスの提供を開始するのと同時期に、MVNOに対して5Gサービスの提供に係る機能開放を行うこと

2. MVNOによる利用者向け5Gサービスの提供が円滑に行われるよう、5Gサービスの提供に必要な情報(例:具体的な機能開放時期、提供エリア、通信速度、接続料、接続箇所、接続箇所における技術的条件等)をMVNOに対して速やかに提供すること

3. 2に関連し、個別協議、設備改修、ネットワーク試験等、機能開放に先立ちMVNOにおいて何らかの対応を要する事項がある場合は、当該対応をMVNOが十分な余裕をもって実施できるようなスケジュールで情報提供すること

今回の要請は、2020年春の5Gサービス開始に向けて、MNOとMVNOの公正競争確保の観点から、MVNOも同時期に提供を開始できるようにすることが重要という総務省の方針に基づいたものです。

そのような体制は、MNO側が自社の5Gサービスを提供開始する前からMVNOへの提供に向けた準備をしていなければなし得ないため、早期の機能開放に加えて、サービス提供に必要な情報提供も十分に行うように、というのが要請の趣旨です。

Source: 総務省

筆者のひとこと
ただでさえこれから大掛かりな設備投資が必要になるタイミングで、民間の営利企業であるMNO各社に(そしてユーザーにも)不利益をもたらす無理解・無益な横槍を入れ続けているというのに……こんなことまでしていたら積極的に投資するメリットがますます薄れて、かえって普及にブレーキをかけてしまうと思いますけどね。

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