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性能も機能も満足なミドルレンジスマホ「OPPO Reno A」【あなたが選ぶベストスマートフォン Advent Calendar 2019】

※この記事は、「2019年 あなたが選ぶベストスマートフォン Advent Calendar 2019」の11日目の記事です。

2019年に買ったスマートフォンの中で一番良かった物を教えてほしいって、複数買い前提かよ!と突っ込みたくなりますが(※リンク)、実際に何台も買っているので気にせず一番良かった物を選びました。といっても、単純に良かった物というよりは価格や意外性も含めた満足度ですかね。私が選ぶ2019年のベストスマートフォンは「OPPO Reno A」です。

良かった点①:この値段でいいの!?と思うほどの性能・機能


Reno Aが発表されたときにまず驚いたのは、「これが3万円台!?」というほどのスペックや充実した機能。

ミッドハイレンジのちょっと良いプロセッサー(Snapdragon 710)にメモリ6GB、ストレージは64GB(楽天版のみ128GB)という基本性能だけを見ても価格以上だと思いますが、ハイエンド機を中心に広まりつつある画面内指紋認証にも対応していますし、そのためにはほぼ必須の有機ELディスプレイを搭載。OPPOとしては「R15 Pro」以来2機種目の防水、おサイフケータイにも対応しています。

ほかのSIMフリースマホが霞むレベルの仕様で、CMの効果もあって、これまで日本市場ではまだあまり存在感を示せていなかったOPPOが注目されるきっかけになったのではないでしょうか。いまミドルレンジのSIMフリースマホを買うなら、おすすめは断然この機種。

良かった点②:個性的で美しいデザイン


「安くて使える」物って、見た目は価格相応、二の次になりがち。特にスマホの場合、上位機種と比べて安っぽかったり野暮ったかったりする機種も少なくありません。でも、Reno Aはデザインもなかなか凝っています。

横方向にグリーンからブルーへとグラデーションがかかっていて、見る角度によっては数本の光の筋も入り、爽やかできれい。高級な素材を使っているわけではないものの、オンリーワンなデザインで安っぽさは感じません。R17 Proのマット仕上げのパープル系のグラデーションもきれいでしたが、Reno Aもまた違った雰囲気で良いです。厚さ7.8mmで左右はもう少し薄くなっており、約169.5gという6インチ台の機種の中では重すぎない重量とあわせて、持ちやすさや操作性も良好です。

良かった点③:意外と良くなっていたColorOS


私はReno Aの前にもOPPOのスマートフォンを何機種か買っているのですが、どうもColorOSは苦手。Reno Aがきっと良い物なのは分かっているけれど、そこがどうもなあ……と購入を少しためらいましたが、使ってみると意外と良くなっていました。開発者オプションやパスワード入力時のIME固定などの妙な縛りが消え、通知のスワイプ消去の動作も一般的なAndroidスマートフォンと同じになり、なんというか、“iOSコンプレックス”でもあるかのようなクセの強い仕様だった部分の違和感がほぼなくなりましたね。

省電力系の設定やフォンマネージャーなどまだ初見だと思わぬ落とし穴になりうる機能ところはまだまだあるのですが、ナビゲーションキー関連の設定の豊富さやスマートサイドバーなど便利な物も多いです。

ちなみにAndroid 9の端末ですが(国内でのOSアップデートの実績はFind XとR17 Proだけなので、安い機種はあまり期待できないかも)、独自のジェスチャー操作はAndroid 10の操作にかなり近い仕様。バーが表示されず全画面で使えること、前の画面に戻るスワイプ操作をしたまま少し待つと「1つ前に使ったアプリ」に戻れることが大きな違いで、Android 10標準のジェスチャー操作の上位互換のような仕様で気に入っています。

まとめ


繰り返しになりますが、「OPPO Reno A」は3万円台とは思えない内容でかなり満足度が高い機種です。私自身、今年はほかに何台もスマートフォンを買っていますし、10万円を超えるハイエンド端末も少なからず買いましたが、費用対効果や満足度、使いやすさという点ではこれが一番買ってよかったと思える機種でした。3万円台の通常価格で買っても十分良いと思いますが、MVNO各社のセールなどでもっと安く買える機会もあるので、その時はぜひ。

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