• HOME
  • ニュース
  • 楽天モバイル(MNO)で3時間近くの通信障害、「次元の違う安定性」を見せつける

楽天モバイル(MNO)で3時間近くの通信障害、「次元の違う安定性」を見せつける

楽天モバイルは、「無料サポータープログラム」として10月中旬から少数のユーザーに無償提供しているMNOとしての通信サービスにおいて、12月10日の8時30分頃から11時15分頃にかけて、音声通話およびデータ通信が利用できない状況となっていたことを公表しました。原因は未公表ですが、復旧は完了しています。

今回の通信障害の影響範囲は、「楽天モバイルの『無料サポータープログラム』をご利用中の一部のお客様において全国で音声通話およびデータ通信が利用できない、もしくは繋がり難い状況となっておりました」とのこと。

なお、3時間近い通信障害ではありますが、まだ数千人の「無料サポーター」しか利用していない状況なので、総務省令で定められた「報告を要する重大な事故」には該当しません。

Source: 楽天モバイル, 総務省

筆者のひとこと

スタートラインにも立たないうちから「今までとは次元の違う安定性」などと豪語してきた通信事業者としての楽天モバイルの姿勢に関しては私自身色々と言いたいことはありますが、こういうトラブルの洗い出しが必要だからこそ無料サポータープログラムという形でスモールスタートしているわけです。

この1件で過度に叩くのも違うと思いますし、ましてやいわばベータ版であるという趣旨を理解せず、無謀にも他社から乗り換えてメイン回線として使っているごく一部のサポーターがお客様気分で怒鳴り込むのも筋違いだとは思います(誤解のないように言っておくと、こんな会社の肩を持つ気はさらさらありません)。

それにしても、復旧が完了するまで正式なアナウンスがなく、障害発生中にサポートに問い合わせたユーザーはそのような状況を知ることができず端末のせいにされたなどという報告もあり、やはりこれから通信事業者としてやっていくつもりの会社としてはあまりに不誠実、お粗末な印象です。

楽天モバイル(Rakuten UN-LIMIT)を申し込む

関連記事