
ソフトバンク回線の無制限Wi-Fiルーター「G-Call使い放題WiFi」を最速レビュー、実際に契約してみた
12月1日に開始されたばかりの、ソフトバンク回線の無制限Wi-Fiルーター「G-Call使い放題WiFi」を契約してみました。端末とSIMが届いたので、おそらく一般ユーザーとしては初と思われるファーストインプレッションをお届けします。
「G-Call使い放題WiFi」ってどんなサービス?
「G-Call使い放題WiFi」は、ソフトバンク回線を使った月間制限・3日間規制なしのデータ通信サービスです。プレフィックス型半額通話アプリの「G-Call」を運営しているジーエーピーという会社が運営しています。
月額料金は3,480円(税別)、初月の料金と手数料(初期費用)、端末代金は無料です。その代わり2年契約で、中途解約時には2万円を超える高めの解約金が発生します。2年経過後はまた2年間の自動更新というわけではなく、25ヶ月目以降はいつでも解約金なしで解約できます。

ソフトバンク回線を使ったこの手のサービスは最近増えていますが、正直うさんくさいところが多いですよね。ようやく通信関連の事業でそれなりの実績があるまともそうな会社から出てきたので、これは試してみても良いかなと思って契約しました。
Source: G-Call使い放題WiFi
実際に使ってみた
到着した「G-Call使い放題WiFi」のセット内容はこんな感じ。モバイルWi-FiルーターとSIMカード、契約内容や注意事項が書かれた紙が1枚入っています。
端末は富士ソフト製の「FS030W」。下り最大150Mbps、上り最大50Mbpsのあまり高性能ではない端末なので、回線が良くても端末の問題であまり速度が出ない可能性はあります。ちなみに、同封の書類を見るとSIMカードだけを他の端末で使うのはOKとのこと。サポート対象外にはなりますが、これは嬉しい。
スマートフォン(Pixel 3a)を接続して、スピードテストをしてみました。結果はping 41ms、下り39.0Mbps、上り29.5Mbps。これぐらい出て無制限で税込4,000円以下なら悪くないですね。
通信速度は定期的にチェックしていこうと思いますが、この手の謎ルートで提供されているルーターは、いわゆる接続型のMVNOではなくソフトバンク回線の再販に近いという実態があるので、急激な速度低下はしにくいはず。大容量通信時の挙動なども含めて、今後試していきたいと思います。
▼スマートフォンにSIMカードを入れ替えて使ってみました!

