
親指トラックボール派の期待の星!エレコムのラインナップがいつの間にかすごいことに
親指トラックボールを使うようになって7、8年。当時はド定番のロジクールかサンワサプライの安物か、ぐらいの状況だったので、もちろんロジクール派。M570→M570t→MX ERGOと使い続けています。
ロジクールさんには足を向けて寝られませんが、今も昔もニッチなポインティングデバイスである親指トラックボールとはいえ、7、8年前よりは今の方が風向きが良い気がします。それでもまだまだ少数派、どうしても新製品を出してもらえるだけありがたいというか、買い支えなきゃ!という気持ちでどんどん買ってしまいます。
メインで使っているのはずっとロジテックですが、エレコム「EX-G」シリーズのM-XT3DRBK(ワイヤレス、右手用)とM-XT4DRBK(ワイヤレス、左手用)、ナカバヤシのBluetooth対応小型モデル「Digio2 Q」なども持っています。
最近あまり新製品をチェックしていなかったのですが、エレコムのラインナップがいつの間にかすごいことに。親指トラックボールでこんなに選択肢がある時代が来るなんて……!と驚いたので紹介します。
標準モデルの「EX-G」
まずは基本の「EX-G」トラックボール。EX-Gはマウスにも使われているブランドで、人間工学的な持ちやすいデザインを重視しているシリーズですね。チルトホイールや薬指部分の減速ボタンが良く、右手用、左手用、有線とバリエーションの豊富さも魅力。特に左手用はこれぐらいしかないはず。
MX ERGO登場前は真剣にM570からの移行先として検討していましたが、肝心のボールの転がりがイマイチ。しかし、ロジクールの青い玉を単品で買って入れるといい感じになる、という裏技があるのでおすすめ。
上位モデルの「EX-G PRO」
上位モデルとして登場した「EX-G PRO」。光学センサー、ホイール、スイッチのクオリティーを上げ、多ボタンでBluetoothにも対応。有線でも使えます。定価ではMX ERGOといい勝負ですが、実売価格は1万円を切っているので買い時?
モバイル向けの新製品「bitra」
モバイル向けの新製品として登場した「bitra」。M570対抗のEX-G、MX ERGO対抗のEX-G PRO、Digio2 Q対抗のbitraという感じでしょうか。隙がないというか、ニッチな市場に対して本気すぎてすごい。
縦方向をギュッと短く詰めたフォルムはDigio2 Qに似ていますが、よく見るとけっこう面白い作り。親指部分に配置された大きな戻る・進むキーの使い勝手が気になりますし、裏面のボタン取り出しボタンはかなり便利そう。MX ERGOなんか、細い棒を用意しないと掃除できませんからね……。
空中操作の「Relacon」
こちらも新製品、マウス型ではなくWiiのヌンチャクコントローラーのような形をしたハンディタイプの「Relacon」です。空中操作用ということで、ごろ寝PCやリビングでメディアプレイヤーとして使うようなPCなど、リモコン感覚で操作したいマシンにはちょうどいいかも。